当社の特徴と今後の事業展開
当社は独立系SIer・マルチベンダーとして、高い技術力と提案力を武器に、会社設立以来19期連続で黒字経営を続けています。スピード感のある事業展開で成長を続け、現在は「2018年までに売上高100億円・社員数1000人」を目標に掲げています。そうした成長の背景には、チャレンジ精神のある社員に積極的にチャンスを与える風土と、社員の技術習得を早期に実現する教育環境があります。
人材に対する想い
私は、人材こそが当社にとって最も重要な経営資源だと考えています。そのため、当社は有望な人材を積極的に採用して丁寧に教育し、優秀な人材に育てることに力を注いでいます。当社にとっての有望な人材とは、好奇心が旺盛で、想像力にたくましい人。まずは新しい知識を吸収し、覚えた事を繰り返し実践する中で、自分なりに応用する。そのようなことができる人は、必ず大きく伸びます。当社の社員には、高い技術力を持っているだけでなく、プラスαの価値を創造できる人、つまり新たなビジネスを創造できる人になってもらいたいと、常々願っています。それは見方を変えれば、IQよりもEQの高い人と言えるかもしれません。文系学部卒だからとか、ITの専門知識がないからという理由で、尻込みする必要はありません。上記のような資質とやる気さえあれば、当社の教育制度を利用して実力と自信を身につけることができます。
育成への取り組み
テクバンという社名は、「Technology」と「Van(先駆者)」という2つの言葉から成っており、「技術の先駆者」という意味が込められています。技術者が全社員の9割を占める当社では、技術教育にたいへん力を入れています。具体的には、情報系資格の取得推進のための資格取得報奨制度や、技術向上のためのラボ実機演習施設の設置、長期技術特訓などがあります。ほかにも、技術者をバックアップするために、社内に技術サポートデスクを設置し、メーカーやベンダーから最新技術情報を入手できる機会も用意しています。これらは、技術習得の意欲を高め、意欲のある人にはできる限りその人に合った技術習得の環境を提供する、という考えに基づいています。そういった環境に触発されてか、社員同士でも有志での勉強会を実施するなど個人の士気も非常に高く、各個人が環境を利用してスキルアップに励んでいます。