第二創業期、目指すべき場所
弊社は通信会社や金融機関にネットワークやシステムの最適なソリューションを提供しています。昨年8月にJBSグループに入り、新しいスタートを切りました。私も8月に新しく社長に就任したばかりですが、就任当初より力をいれて取り組んでいることは、「会社の強み作り(=ITサービスの確立)」と「会社と社員のつながり・帰属意識の醸成」です。まずはこの2つの土台をしっかり作り、会社としての基盤を整えていきます。
「会社づくり=ひとづくり」
弊社の社員はお客様の所に常駐して働くことが多く、また業務の指示も常駐先で行われれるため、「ドットコムサービスの一員である」という気持ちが持ちにくい環境になってしまいます。そうすると、働いているうちに自分自身の所属がどこにあるのか不安になってしまい帰属意識が薄くなってしまいます。そこで、私は会社と社員の繋がりを意識的に作るということを一番大切にし、社長である私が自ら率先して社員のいる職場へ赴き、コミュニケーションの活性化を図っています。やはり「会社づくり=ひとづくり」ですから、私のトップダウンで会社を作るのではなく、現場の意見を吸い上げ、皆の意見やアイデアで新しい会社を作っていきたいと考えています。社員と色々な話をすることは私自身、とても楽しいんですよ。
人材育成への取り組み
先にも述べましたが、私は社員が会社への帰属意識を持てるよう、月に4回程度社員のもとを訪ねる「職場訪問」をしています。そこでは会社のルールや就業規則、賃金の制度・会社の今後の動きなどを直接伝えています。そういうものは意外と知られていませんし、私が自ら伝えるということが重要だと思っています。また社員からの前向きな意見を聞いて、「会社の情報を現場で共有できるようにしたい」という意見があれば、現場のマネージャーにスマートフォンやノートPCなどを配布し、メールなども現場で確認できるようにするなど実際の改善に活かしています。さらに皆が会社に戻ってきやすいよう、会社を虎ノ門ヒルズに移転させました。ここは、パーティなどもできるオシャレな社用カフェが併設されていますので、同僚や私などとちょっとした時間にもリラックスして話せる環境を整えています。