当社の特徴と今後の事業展開
当社は1973年開業のお好み焼きチェーン。2018年に創業社長である父から千房の将来を託されました。幼少期より従業員やお客様への父の思いを身近に感じてきた私にとって創業者精神は絶対です。ですから「不変と革新」をテーマに、今まで通りに愛される新しい千房に挑戦します。海外出店の加速やムスリム対応等食のダイバシティ―はほんの一例。世界中に千房ファンをつくり、3年後100店舗・売上100億を目指します。
人材に対する想い
飲食業は食を通じてお客様も従業員も幸せになることができる素晴らしい職業だと考えています。ですから千房で活躍する従業員には、過去の経験は一切問わず、自分の人生を楽しく豊かにしたいと本気で思っている人達に仲間になって欲しいと考えています。元受刑者の採用を昔から行っているのもこうした思いから。「反省は1人でできるが、更生は1人ではできない」と考え、仕事を通じて成長する従業員を親のように見守っています。千房のサービスにはとても人間味あふれる思いが詰まっているのです。またこうした思いは国境を越えます。海外店舗では国内と同じ理念やサービス、味をそのまま提供していますが、現地住民の多くの皆様がリピーターとしてご来店されます。千房の付加価値は万国共通なのです。そのため海外出店のポストなど、ワクワクするような環境を作ることは、従業員のモチベーションを高め、従業員の幸せに何より繋がると考えています。
育成への取り組み
「あなただけよのサービスを、誰にも気づかれないようにみんなに提供する」創業社長がよく私たちに伝えていたことで私も大切にしている言葉です。お店が醸し出す雰囲気は従業員皆で作りあげるもの。雰囲気が良くなれば、パフォーマンスが上がり、お客様の満足感も大きくなります。ですから、飲食業の従業員はマニュアル通りの調理や接客だけではなく、プラスアルファのサービスで付加価値を提供することが大切。例えば、隅々まで行き届いたきめ細やかなサービスは誰もが特別感を味わえます。見返りを期待せず、お客様の想定を大幅に超えること。また、痒い所に手が届くような先を見据える行動力。これらを当社の教育では大切にしています。しかし、この考えは社長や先輩が教えようと思っても、教えられるようなものではありません。感性を磨き上げることで、自分で気づいていくものなのです。当社で日々様々な場面に柔軟に対応する中で必ず身についてきますよ。