Vol.266
堀江車輌電装株式会社
代表取締役 堀江 泰

全ては“人と人”とのビジネス。鉄道車両整備業界の伝統に革新を加える。

伝統と実績にあぐらをかくことなく

当社は設立以来、首都圏の私鉄各社の鉄道車両の整備・改造・点検事業に取り組み、業界内で確固たる顧客支持を集めてきました。この実績と信頼が当社の強みですが、会社を更に発展させるには新しいことへのチャレンジが必要です。4代目社長である私の使命は、伝統に革新を加えること。最初の取り組みは、車両リニューアル工事でした。これを皮切りに車両に関するあらゆるニーズに対応できるワンストップ体制を構築しつつあります。

さらなる新事業へのチャレンジ

2013年、知的障がい者サッカーの国際大会の動画を偶然目にした私は、大きな感動を覚えました。そこで2015年4月、障がいがある方々に何か役に立てることはないかと考え、企業に就職したい障がい者と、障がい者雇用に意欲的な企業を結びつける、障がい者支援事業を立ち上げました。さらに、ビルメンテナンス会社をM&Aし、2016年4月にビルメンテナンス事業を立ち上げました。これによって、当社自体も、障がい者雇用の場を広く設けることができるようになりました。これからも新しい事業を模索し続け、当社のような中小企業でも社会に貢献できる、面白くてインパクトのある事業が展開できることを世の中に発信していきたいと思っています。

『チャレンジ精神』と『やらせてみる精神』

社員に求めるのはチャレンジ精神です。私の口癖は「とりあえずやってみろ」ですからね。何かにトライすることは、時に失敗を生むこともありますが、失敗からしか生まれない発見や成功もあります。資格取得を目指すのであれば援助しますし、新規事業を立ち上げたいのであればプレゼンの場を設けます。新規事業は“人”次第ですから、社員の教育や挑戦に対する投資は惜しみません。また、社員が自発的に挑戦しやすい環境を作る為、社長になった今でも社員と近い距離で接することを大切にしています。1対1で食事に行くことも多く、仕事のことだけでなくプライベートな相談を受けることもあります。信頼と実績を積み重ねてきた当社だからこそできる挑戦。これからも自らチャレンジをしていくことはもちろん、社員一人一人がチャレンジしていける環境を大切にしていきたいですね。

かんばん息子のここが好き
入社2年目、車両部の甲斐です。電車は生活に必要不可欠で、この仕事なら責任とやりがいを持って働けると思い志望しました。仕事とプライベートのバランスは大切にしたいと思っていて、この会社ならどちらも両立できると思ったことも入社を決意した決め手です。社長との距離も近く、社内はとても雰囲気・風通しが良い環境です。

堀江車輌電装株式会社

本社所在地東京都千代田区九段北1-3-2 大橋ビル5階
設立1968年6月18日
資本金10,000,000円
事業内容鉄道車両の整備・改造・点検/障がい者支援事業/ビルメンテナンス事業
業種電気・電子系
URLhttp://horie-sharyo.co.jp/index.html
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