当社の特徴と今後の事業展開
1948年創業。半世紀を越え高品質の珈琲を提供し続ける当社。世界各国産地とのネットワークがあり、常に最高品質の珈琲をお届けします。これまで事業の中心として、個人経営の喫茶店様に商品を卸してきた当社ですが、今後は当社直営店「珈琲元年」のFC展開にも力を入れていきます。「SEND A FULL COFFEE BREAK」を合言葉に、世の中に本格珈琲と安らぎの時間を拡げていきます。
おもてなしよりも、思いやり。
当社がこれまで長きにわたって事業を続けてこれたのは、人として当たり前の姿勢にこだわってきたから。それは思いやりの心。「相手が一番、自分が二番」といつも考えながら人と接しています。例えば、長いお付き合いのあった喫茶店のオーナーさんが店を閉められる決断をしたとき。それがどんなに遠くても社長自ら「お疲れ様でした。これまでありがとうございました。」と感謝の気持ちを伝えにいきます。そんなお付き合いを続けてきたから、お客様の知り合いをご紹介頂けたり、当社の商品をいつまでもご購入頂けているのです。これは対外的なことだけでなく、社内で同僚の間でも気を付けていることです。当社には、製造、管理、営業、接客のスタッフまで様々な部門があります。それぞれの立場を考え、お互いの気持ちを思いやりながら仕事を進めていく。そうでなければ本当に美味しい珈琲は提供できないと考えています。
育成への取り組み
全てのお客様に本格派のコーヒーを届けるために、社員にはコーヒーの「プロ」になっていただきます。社員の中には、本場ブラジルでの研修を1~2年ほど行ってきた者や、他海外での研修を行った者がいます。現地では、コーヒーの甘味や酸味、苦味、あとに続く余韻などといった味や香り、品質の良し悪しを客観的・総合的に判断する「カッピング」という技術を身につけます。本場の技術を身に付けたスタッフが社員教育をしているので、最高レベルの技術が身に付くのです。最近では全社員に「コーヒーインストラクター2級」を取得させ、さらに上級の資格「コーヒー鑑定士」が取れるよう指導しています。またハード面でも、会社の中に本格的な「トレーニングルーム」なる実習室を備えています。そこでは先輩社員が実演しながら、後輩一人一人に手取り足取りして指導しています。味はもちろんのこと、色あいなど見た目にもこだわって教えています。