当社の特徴と今後の事業展開
当社は、昭和50年に設立し、主に真鍮材、真鍮ダイカストを使用しての電気部品の加工を中心に、自動車・半導体・設備治具などの精密部品の単品から量産対応と、幅広い分野に対応した部品の製造加工を行っております。
経営理念である「時が流れても変わらない人のぬくもりを感じる『モノづくり』」を元に、どうしたらお客様の満足する製品が出来るのかを常に考え日々業務を行っています。
中小企業だから出来る想いをカタチに
新型コロナウイルス感染症の流行でマスクの需要が高まる中、現役看護師の『マスクの保管に困る』の声から生まれた「しっぽ貸し手」という名前のマスクかけを開発しました。医療現場でのフィールドテストを済ませ、地元病院や施設に寄付し現場でも活躍しています。今までの製造業という枠にはまっていては生まれていなかった商品です。異業種との横のつながりを大切にしているからこそ生まれてくる困りごとをキャッチしその解決策を形にする。製造業にはまだ見ぬ無限の可能性が秘められていると感じています。中小企業ならではの技術力と挑戦できる環境を武器に、一下請け業者ではなく自社ブランドのオリジナル商品を生み出していきたいと思っています。
人材の想い、育成への取り組み
弊社では、少し独特な社内会議を行っています。以前までは一般的な会議を行っていましたが、会議という名がつくと社長が話をし、社員が聞くだけになっていました。それでは本音を聞き出すことが出来ないと感じたので、思い切ってコーヒーを飲みながら話しをする「コーヒー会」に変更し、誰でも気軽に発言が出来るようになり、仕事の悩みの共有そしてプライベートの相談まで出来るようになりました。また、この会から多くのアイデアも生まれています。他にも年に1度製造業務を全て止め、社員1人1人が自分自身の仕事を振り返り、課題を見つけ、その課題対してどのような取り組みを行うのかを発表する機会を設けています。この研修は普段の業務に対して目標、目的をもってもらうことや改めて自分の仕事のやりがいを言語してもらうことでアイデンティティを確立しています。これからも風通しの良い環境づくりを心掛けていきます。