Vol.206
有限会社アップリンク
取締役社長 浅井隆

プロフェッショナルとして映画を追及。「未来の映画館」を展開するために。

当社の特徴と今後の事業展開

当社は、配給、宣伝、デジタルシネマ、イベントスペース、カフェ・レストランをワンストップで運営しております。今後は、現在渋谷に3館ある「日本一小さな映画館」を他のエリアでさらに展開させること、インターネットで自社チャネルを設けることの双方を進めていきます。エンターテイメントと映画を軸に持ち続け、コンテンツを融合させることで、アップリンクの配給映画をリアルな映画館体験と、ネットの領域で広めていきます。

人材に対する想い

アートや映画などのソフトの部分と、劇場や映画館などのハードの部分をワンストップで運営する上で、面白いと思ったらすぐ実行するエネルギーとマインドの共有をスピーディーに行うことが必須です。それを可能にする為に少人数で運営しています。スタッフには、まず映画が好きであることと、アップリンクのエンターテイメントに対してのポリシーに共感していることを最低条件で求め、少人数であるが故に個々のスキルアップ、映画・映像のプロフェッショナルであることが必要不可欠。当社は各々が自ら学ぼうという意識でいればどれだけでも吸収できる職場環境です。当社が配給する映画を年間約12本、さらに他社の配給作品も取り扱っております。それらの作品に関して、多岐に渡って様々な仕事を任せるので、全スタッフが仕事の分野に捉われることなく映画を追求しています。全員が映画のプロフェッショナルであるという意識を持って働いていてほしいです。

育成への取り組み

映画のプロフェッショナルとして働くために、「On the Life Training 」。つまり普段の生活から映画に関するあらゆる情報をキャッチしてほしいと思っています。電車に乗っていても、雑誌を読んでいても、映画への意識を持っていれば、何からでも情報は手に入ります。その情報量や質に+αの効果をもたらすために、エンターテイメント鑑賞補助費を月額3,000円まで支給しています。使い道は映画鑑賞に特定しておらず、例えば取り扱う映画がバレエについてであれば、どう宣伝するかなどを勉強するためにバレエを観覧しに行ったり、食についてのテーマだったとしたら、テーマに沿った食事をしたり。学ぶ対象は本人たちに任せています。取り扱う映画の「プロフェッショナル」になる為の「学び」に対しての補助として使ってもらいたいですね。

かんばん娘のここが好き
元々大好きだった当社の映画に多方面から携われるので、とてもやりがいを感じます。頭の中で常に4~5本の映画ことを考えているとあっとゆう間に時間が過ぎてしまうんです。気づいたら12年経っていました(笑)1本の映画にかかる準備期間は約6か月。その間で考えが煮詰まって、ツライと感じることもありますが、私が関わった映画が上映初日を迎え、お客様に楽しんでもらえた瞬間を見られることが何より嬉しいです。

有限会社アップリンク

本社所在地東京都渋谷区宇田川町37-18
設立1987年9月10日
資本金1,000万円
事業内容映画、映像ソフト、テレビ放映権の取得及び販売.映画、映像ソフトの企画、製作、興行書籍、雑誌、小冊子の編集、出版音楽、映像ソフトの製作販売.催事の企画.劇場、レストランなどの経営及び営業前各号に関する一切の事業
業種マスコミ・映像制作・広告・印刷・出版
URLhttp://www.uplink.co.jp/
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