当社の特徴と今後の事業展開
名鉄百貨店に店舗を構える、お直し専門店「SARTO nagoya」。その運営をする有限会社中部繊維工業を母体として、オーダースーツの工房からスタートし、現在は洋服をメインにお直し・縫製を行っているのが当社です。丈を詰めたり、ほつれを直したりなどの単純な作業だけでなく、どうすればより美しく、カッコよく着れるかをこちらから提案し、高い技術でお客様の要望にお応えしています。
人材に対する想い
スタッフには、「付加価値の高い仕事をする」という気持ちを大切にしてほしいと思っています。ただ直すだけでなく、「お客様のスタイルに合ったパンツに形を変える」「数ミリ詰めてシャープなラインのジャケットにする」など、お客様の想いをくみ取り、新しい形を提案する、そんな仕事を心がけています。工場での縫製は、大量生産の洋服だけでなく、有名テーラーの服や、技術の必要なコート・ダウンといった重衣料、医療用・職人用の服など、高いレベルの技術が必要な仕事を請け負っており、その仕事に誇りを持ったスタッフが集まっています。また、スタッフが働きやすい環境を整えるのもトップの仕事。店舗だけでなく工場も都心部に移転し通勤の便利さを実現。名古屋駅・丸の内駅など、アクセスの良い駅チカで働けることで、プライベートも充実させてもらおうと考えました。
育成への取り組み
縫製業界は「技術継承」が大きなテーマです。テクノロジーが発達した現代において、機械化・AI化ができない仕事としても注目されており、その仕事に携わる人材は必要不可欠な存在。しかし、業界全体で高齢化が進んでいるのも事実。長年受け継がれてきたものが今後も失われない様、高い技術の継承や日本ブランドの文化などを紡いでいきたいと考えています。未来縫製には高い技術を持つ職人が複数在籍しており、技術や文化の継承にも力を注いでいます。スタッフ同士が近い距離で仕事をすることにより、分からないことはもちろん、技術を高めるためのコツや知識などを何でも相談できる環境を用意しています。また、新しいスタッフの入社時には、その人の素質や特性に合わせた仕事を判断し、持ち場を任せるようにしています。