当社の特徴と今後の事業展開
ホテル出身の創業者の「リッチなパンを食べてもらいたい」という理念のもと、安くてお得なパンではなく、クオリティの高いプロ仕様のパンを製造している当社。ニーズに合わせて、幅広いお客様が手にしやすいよう小売店などへの卸しも行っていますが、パン作りの根幹は変わらず、クオリティの高いパンを提供すること。他にも、機内食やケータリングでも当社のパンがなじみ深くなるように、提案・販促を行っています。
人材に対する想い
パン作りは、気温や湿度などによって材料や水の温度を調整する必要があるなど、機械に任せっきりではなく人の手が欠かせません。当社が大事にしているのは人の育成。だからこそ、機械が出来ることも増えてきていますが、製造や機械を管理するスタッフも育たなければ良いパンは作れません。スタッフの教育で大切にしているのは、「家族あっての自分」と考えながら働いてほしいということ。仕事は大切ですが、家族も大切にしてほしい。自分一人の力ではなく、家族がいるからこそ頑張れることもあるはずですから。また、辛いことや苦しいこともたくさんあると思いますが、乗り越えられない逆境はないと信じ、ピンチをチャンスに変えていってほしい。目標を設定して、回り道をしても最終的にはゴールに到達できる、そんなスタッフになれるよう一緒に成長したいと思います。
育成への取り組み
スタッフには、一つの部署に留まるのではなく、様々な部署で業務を経験し、吸収していってほしいと考えています。社長である私も、製造、事務、営業、経理と職種転換してきました。いろいろな環境に身を置くことで、異なる経験を積むことができ、それによって仕事のモチベーションも上がると思います。私たちも「この子は製造ではなく事務をやらせたら伸びるかも」といった様に、スタッフの能力や素質を見極めて、長所を伸ばし活躍できるよう、仕事を振り分けていきます。また、何か困っている人がいれば、部署内だけで考えるのではなく、本間製パンの一員として部署の垣根なく考え、助け合うような環境になっています。そのおかげか、スタッフからは「働きやすい」という声が上がっており、実際にこの環境を気に入って長く働いてくれている方も多いです。