創業明治25年 ~スダトモの2本柱~
スダトモではパッケージの企画から印刷、製造、セットアップまでの作業を一貫してお客様にご提供しています。近年ではこの事業と共に食品事業にも力を入れており、量販店様とブランドメーカー様の間に入りお客様に買っていただける商品の企画・販売を行うことで質の良い商品を広め、両者のブランド力の強化と売上のアップを図っています。今後はパッケージング事業と食品事業の2つを「スダトモの柱」にしていきます。
大切なのは「当事者意識」
私はいつも「社員は家族のように大切にしたい」と考えています。同時に「きちんと商売をしなくてはならない」とも思っています。きちんと商売をしてきちんと売上を出さなければ大切な社員を守ることは出来ません。だからこそ、『当事者意識を持って仕事をする』ということを働く社員一人ひとりに求めています。仕事をする上で責任感や探究心を持つことはとても大切です。実際に私自身も食品の事業を始めてからこの事業を“スダトモ第二の創業期”として、この事業を“伸ばしていくしかない!”と、自らを鼓舞しながらここまでやってきましたが新たな業界に飛び込んだことで恥をかくこともありましたし、様々な苦労もありました。しかし、それ以上に今まで出会うことのなかった発見や喜びに出会うことができました。だから、こんな私の背中を見て社員達が成長し、自分の仕事を楽しんでくれたらこれ以上、嬉しいことはないですね。
育成への取り組み
スダトモでは新人には先輩社員がマンツーマンでつきます。研修の一環として製造現場へ見学に行くことなどもありますが、その際には先輩も共に行き、新人に目の前で行われている作業工程について教えます。新人は視覚と聴覚両方から情報を得ることで、より理解が深まります。現場に入ってからも新人が何でも聞きやすいような環境作りを心がけていますので社内でのコミュニケーションは頻繁に行われていますね。わからないことはどんどん先輩に聞いて、自分のものにする。こうして自己判断できる仕事が増え、慣れていくことで仕事が楽しくなりますからね。仕事に慣れてお客様との直接的なやりとりも増えてゆけば自然とお客様へ対する想いが生まれます。こういったお客様への思いやりは仕事の質を高め、必然的に当事者意識も高めてくれます。そして、こうした社員一人ひとりの質の向上が売上の増加、会社全体の質の向上へと繋がってゆくと私は考えています。