Vol.273
株式会社アイカム
代表取締役 社長 川村 智子

日進月歩な“科学・細胞”を相手にしているからこそ、もっと楽しみ、拡げたい!

当社の特徴と今後の事業展開

テレビでビフィズス菌が体内でどのような役割を果たすかというCMをご覧になったことはありますか?アイカムはそういった生物・細胞など科学に関する映像の製作会社です。一般の方を対象に映像の講演やドーム上映会もしています。現在は製薬会社や食品メーカーが中心ですが私達が携われる市場は無限であると信じています。今後は新しい業界への映像製作と各地でのドーム上映会に注力して、多くの方に映像を届けていく予定です。

人材に対する想い

科学や生命に対して好きという想いを持った人が集まっています。大学院で博士号を取得した知識が豊富な人もいれば、映像専門学校を卒業し、仕事を通じて好きになった人もいます。働いているスタッフに対して、もっと自分で考え、もっと面白がって仕事に取り組んでほしいと望んでいます。生物や細胞はとても面白いです。仮説の真反対なんてことはしょっちゅうです(笑)実験や研究を重ねる度に新しい発見があり、知らないことがまだまだあります。好きという気持ちを高められるよう全員で勉強会も実施しています。討論したり、本の輪読を行ってます。取り組んでいるうちに“知らない”から興味を持ち、いつの間にか“好きになっている”のがうちのスタッフです。

育成への取り組み

私は育成の観点で2つのことを意識して行っています。1つ目は社内育成です。アイカムの社員の大半は映像表現や科学について未知からのスタートです。まずは自社製作の映像を見て、製作していく映像作品のイメージを持ってもらうようにしています。中堅社員が新人社員に対し、リポート・説明をする場を設けています。発表者は関心や理解度も改めて上がり、新人・若手社員にとっても知識や興味を共有する場になります。この場には私や会長の武田も同席し全員で理解を深めています。2つ目は上映会の場です。小学校や医大といった教育関連や各地イベント施設でドーム上映会を実施しています。その際、普段は細胞を培養、特殊な顕微鏡で細胞を撮影しているスタッフ達が実際の会場に行き、観客のリアクションを肌で感じてもらっています。この肌で感じ取った反応が次の映像製作への熱量となり最高の育成に繋がっています。

かんばん娘のここが好き
私はもともと映像専門学校からいのちや科学に興味がありアイカムに入社しました。アイカムでは企画から製作、演出まで一気通貫した業務を行えます。社内の風通しもよく、映像の構成を指定されることなく自ら考えより良いと思ったものを製作できる環境にやりがいを感じております。科学は日々新しいことの発見なのでこれからもより多くの方がアイカムの映像に興味を持っていただけるよう頑張っていきます。

株式会社アイカム

本社所在地東京都板橋区常盤台3-28-14
設立1968年8月
資本金7,000万円
事業内容科学・医薬・生物学などの科学映像制作会社
業種マスコミ・映像制作・広告・印刷・出版
URLhttp://www.icam.co.jp/
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