日本のヘルスケア産業の構造改革
当社は、リゾートトラスト株式会社(東証一部上場)のグループ会社であり、医療施設・先端医療・美容クリニックのプロデュースや健診施設の運営支援、さらには、メディカル化粧品・サプリメントの開発販売などを手掛けています。そこで当社が目指すのは、日本のヘルスケア産業の構造改革を通じて、社会に貢献することです。そしてカスタマーの方々が「より健康に、より美しく」なるためのサービスを提供していこうと考えています。
「社員の幸福」を第一に考えた人材育成
当社が、組織運営のベースに置いているのが「社員の幸福」です。なぜなら、そこから次のような事業の好循環を創りたいと考えているからです。①社員の幸福感の増大→②社員自らの発案によるサービス向上への取り組み→③お客様の満足の向上→④ブランド創造=利益の増加→⑤処遇の改善→①・・・というサイクルです。また当社には、人材育成に適した環境や風土があると自負しています。具体的には、仕事で任される領域が大きく、チャレンジの機会に多く恵まれ、短期間で実力が身につけられるということです。現場では、「ディスカッション」に重きを置き、自分の考えを周りに発信できる場を多く持つように意識しています。このようにして、成果にこだわるプロ意識と全体最適の視点を持ったバランス感覚を育んでいきたいと考えています。
育成への取り組み
まずベーシックな教育制度をご紹介すると、おもてなしの基礎を学ぶ接遇研修、リーダー職・管理職などの階層別研修、自己啓発のための研修などがあります。接遇研修では、自身がこれまで受けたサービスで感動したことを皆と共有し、現場でのホスピタリティ向上に役立てています。これらに加えて、各種プロジェクト活動を通じてOJT研修を行っています。またPJT会議では、私自らが実務指導から経営マインド、リーダーシップにまでわたる教育を行っており、中でも社員一人ひとりの価値を社会が求めるニーズといかにマッチさせるかということに一番時間をかけています。いわゆる「テーラーメイド教育」で、個々の強みや成長課題に合わせた教育を最も大切にしています。研修以外には、書籍購入や外部研修の受講費に充てられる補助金制度なども用意しています。