SI業界を牽引する“NeoSIer”に
日本のSI業界はいつからか縦割り分業のゼネコンのような形がスタンダードになっていました。エンジニアたちは目の前のものが何に役立つのか見えないので開発する面白さが分からなくなります。世界に目を向けるとこれは独特なんです。私たちが目指すのは、自分の領域に線を引かず、クライアントのために何ができるかを考えられる“マルチエンジニア”を育て、NeoSIerとして日本独特のSI業界を変えていくことです。
究極の多様性が世界を変える
この業界は究極の多様性の集まりです。例えば5つの指標があるとして、必ずしも各項目20点で100点をとる必要はありません。総合的に優れている人もいれば、ある項目では90点だけど、かたや10点の部分もある、そんな人がいてもいいんです。彼らはスペシャリストですから。そして、やる気がある人にはチャンスも環境も提供します。色々なタイプのエンジニアがそれぞれの能力を発揮することで、世界が変わるんです。そして、そういったエンジニアが、ワクワクして「この会社で働きたい」と思うようなことに、私たちは積極的に投資しています。これがAPCという"会社の生き様"です。日本のSI業界をどう変えていくのか、そのための"会社の生き様"を見せ続けることが私の使命だと思っています。
育成への取り組み
当社には「APアカデミー」という独自の育成カリキュラムがあり、100以上あるコンテンツをほぼ内製で行っています。「技術」はもちろん、思考系スキルや経営戦略などを含む「ビジネススキル」も充実させ、毎年ブラッシュアップを重ねています。足りない技術があればエンジニアが社外研修などで情報収集し、翌年には更にレベルアップした研修を展開します。ここまで教育に注力するのは、自分の領域を得意分野だけに限定しないマルチエンジニアを育成する為です。また、多様なエンジニアの集まりであるがゆえ、思考や思想が一緒でないと会話が成立しません。そこで弊社は、エンジニア同士が連携する為の"共通言語"となる思考系スキルを身に付ける教育も力を入れています。「APCは学校か!」なんて言われたこともありましたが、このような仕組みは当社の強みです。こういった取り組みを含め、NeoSIerとしてSI業界のお手本になりたいと思います。