当社の特徴と今後の事業展開
システムのインフラに特化したSI・コンサルティングを金融機関を中心に行っています。またSPクラウドという自社商品があり、インターネットが繋がる場所であればどこでもセキュリティを担保して作業が出来ます。とくに今後は少子高齢化や介護問題等に伴い会社に出社して働くだけでなくどこでも働ける時代になると思うので、働き方の多様性が増やせるこの商品は今後社会に貢献出来ると思っています。
人材に対する想い
皆に養ってもらいたいと思っているのは質問力です。「何の為に作りどのように使われるのか」を質問していくと目的を明確にすることが出来ます。それを大切に思うようになったのは、僕が小学低学年の頃、家の工務店の棟梁が見習いに「言われたまま作るのは駄目だ。専門家としてアドバイスをしなさい。」と言っているのを聞き、言われた通り作るのではなく、お客様がどのような経緯で依頼したのかを理解することが大切なのだと学びました。この時の経験から目的意識を持ってお客様にとって最善のシステムになるよう話し合える若い方の育成を行っています。目的を設定するためには自分の中の疑問や違和感を大切にし、感じたことを素直にお客様に質問する「質問力」が重要となります。お客様と会話をする時に理解しようとしなければ作ったとしても、結果として使われないシステムになってしまいお客様の為にならないので、質問力を磨いて目的を理解して欲しいです。
育成への取り組み
毎週月曜朝7:30に集まって2時間程、経営層とリーダーの10人でNext Innovation Working(通称:NI)を行っています。内容は各チームの状況共有から始まり、チームから出た問題に対してどう解決できるのか、また、会社の課題や進むべき方向等を話し合っています。NIでは全員が意見を出しやすくするためにある工夫をしています。各テーマについて、まずは自分の考えを付箋に書いてもらい、その後に質問を受け付けます。そうすることにより全員が意見を言え、全員から情報をもらえるので、いくつものテーマを皆の意見で活性化させることが出来ます。そして、ミーティングで出た意見を元にリーダーはメンバーの育成を行っています。弊社の特徴でもある『会社創り』の一つとして経営層と社員が共にコミットの未来を真剣に考え、目標に掲げている1,000年企業の実現に向けて取り組んでいます。