必要な機能だけに絞って拘ることが“本当の豊かさ”に
当社は「1h(汗を洗い流す)+7h(眠る)+1h(身支度)」というシンプルな宿泊機能に特化したカプセルホテル『ナインアワーズ』を運営、短い時間でも質の高い休息をとれる“トランジットサービス”と位置付けています。必要最低限の機能を研ぎ澄ませることと、「カプセル型」だからこそできる付加価値をつけることで、今後更に国内外で店舗を増やし、更にこのサービスを必要とする方に利用してもらえるようにしたいです。
「いい会社は、いい人間からしか作られない。」
私が常々、社員に伝えている言葉です。スタッフを介して、お客様へサービスを提供するという意味では、スタッフの立ち振る舞いまで含めて『ナインアワーズ』というホテルであり、商品だと思っています。スタッフが抜けてしまっては完成品でないものをお客様に提供しているのと同じです。ですから、私はスタッフを一番に大切に想っています。年に2回の社員総会だけでなく、月に1回は全店舗のマネージャーと顔を合わせミーティングを行います。代表の私ではなく、現場で働くスタッフだからこそ日々の業務や接客の中で気づくことは多々あります。そのような意見や提案は積極的に汲み上げ、実際に取り入れることが多いです。“トランジットサービス”という、新しいカテゴリの業種であるからこそ、これまでの経験やスキル、年齢ではなく、その人の素養や人柄を重視して社員の評価しています。
店舗展開に伴い、チャンレンジできるポストも増加
ここ数年で店舗数が増加、現在東名阪と仙台・福岡に18店舗を構えています。店舗数の増加に伴い、新店舗の立ち上げ・店舗責任者など、チャレンジできるポジションが多くなってきています。当社では年齢やキャリアに関係なく、全くの業界未経験でも手を挙げれば挑戦できる機会があります。周りからの評価が高い人はどんどん次のステップへ上がることができます。また、現在はどの店舗・どの時間帯であっても誰でも同じようにサービスが提供できるよう、マネージャー主導でマニュアルの作成もしています。「自分たちがアイコンであり、自分たちがサービスを作っている」というように、全員がナインアワーズの代表であるという意識を持ってもらうことで、より一層サービスの質が上がると思っています。