当社の特徴と今後の事業展開
【日本中の食卓にナリタのコチジャンを!】この経営理念を基に、1948年に創業しました。3坪ほどの小屋を借りて、在日相手の唐辛子の小売業を始めたのが当社のはじまりです。今後は、各家庭に当たり前のようにコチュジャンが冷蔵庫にある世界を目標に、韓国にも日本にもない、メイドインジャパンの韓国料理の食文化を世界へ発信していきたいと思います。
人材に対する想い
当社で働く誰もが、最大限に活躍できるような職場作りをすることが、会社としての務めだと考えています。以前は、事業の発展があって、社員の幸福がある考えていましたが、今は【社員の幸福があり、事業の発展がある】と考え方を変えています。例えば、当社でアルバイトをしてくれている子は、兼ねてから韓国に憧れを抱いていて、韓国の方と関われる仕事がしたいと言っていました。そんな中、あるご縁をいただき、韓国の方と一緒に仕事を行うことになりましたので、その子に率先して仕事を任せることにしました。兼ねてからの夢だったこともあり、様々なアイデアを出しながら円滑に仕事が進み、見事大成功に終わりました。この結果、新たな仕事のご縁にも繋がり、事業の拡大にも繋がっています。このことから、私は社員の幸福の先に事業の発展があると確信しています。
育成への取り組み
新商品開発や、貿易、通販、デザインなど、いろんな事業軸の中で、大きな道筋は私が作りますが、「ここからは自分でやりたい!」という人がいれば、どんどん任せていきます。やはり、「自主性」や「自発的」な考えや行動は大切だと感じていて、若い世代の新しい考え方やアイデアが新たなニーズを生み出すことがたくさんあるからです。例えば、チーズハッドグの冷凍販売は、若い子からのアイデアで、これがレジャー施設や、アミューズメント施設など、当社が持っていなかった新たな販路に繋がり、ナリタの名を世間に大きく知ってもらうきっかけになりました。私達が扱うのは食品ですので、最後はお客様がどのように満足していただけるかを、一番に考えなければいけませんが、ここに年齢や経験は関係ありません。アイデア一つ一つが、経営理念の達成に向けた大切な意見ですので、これからも自主性や自発的な考えや行動を大切にしていきたいと思います。