Vol.256
株式会社フーディソン
代表取締役CEO 山本 徹

生産者も売り手も買い手も、より “おいしく”!食の常識にイノベーションを起こす!

水産流通の全体像を描ける人は少ない。

それがこの業界に変化を与えられると思った1つの理由でした。私達はITを使って水産流通のプラットフォームを再構築する事業を運営しています。『sakana bacca』という小売事業、飲食店の食材調達をサポートする『魚ポチ』による卸売事業、『さかな人材バンク』という人材派遣事業です。「世界の食をもっと楽しく」をミッションとし、ゆくゆくは他の食材や付随するサービスにも事業展開していきたいと考えています。

人材に対する想い

当社は、“私も含めフーディソンチーム全員が持つべき価値観”を定義した“バリュー”を4つ決めています。「全力コミット」「チームワーク」「チャレンジ精神」「誠実」の4つです。面接や面談もこれらを軸に行っています。当社は業界にイノベーションをもたらすことを“ミッション”に掲げているので、自律的に動ける方や、目指している方向に熱意をもって進める方と一緒に働きたいです。また、この業界では関わる人が多く、一尾の商品が仕入れからお客様の元に届くまでは、最低でも8人のプレイヤーが必要です。ITを使って流通を再構築しようとしている会社の社内がバラバラでは、提供したいと考えているサービスが提供できません。こういった観点からも「チームワーク」は重要であり、“バリュー”の中に置いています。採用時にも採用後にも、繰り返しこの“バリュー”に沿って話をすることで、ぶれない人材を育成することができると考えています。

スキルを発揮するための環境作り

月1回マネージャー研修を行っています。同じ目標に向かって進むには、私とマネージャーが同じ価値観・言語で語り合えるような関係性の構築が重要です。私の生い立ちを説明し、人となりを知ってもらうような自己開示のセッションは時間をかけ、とても大切にしています。業界で前例のない事業を運営していくには、他の業界での成功事例をこの業界に置き換えて考えたり、現場に出て現場で人がやっていることを機械に置き換えたらどうなるか、と類推して考えたりすることを、日常的にやっていかないといけないのです。そういったアナロジー思考を癖づけるために、「アナロジー研修」も取り入れています。他には、私自らの営業同行や、初めてマネジメントをする社員に向けてマネジメント研修も用意しています。この事業は、【人ができること】と【ITができること】の両方ができて初めてカタチになります。人材育成には、これからも力を入れて取り組んでいきます。

かんばん娘のここが好き
『魚ポチ』の運用やマーケティングを担当しています。当社のいいところは、20~50代まで、漁師やスーパーのバイヤー等、様々なスキルや経験を持った人と出会えることです。食べる事が好きな人が多く、珍しい魚を調理してシェアすることも。おすすめはアクアパッツァ!魚のさばき方を教えてもらうこともあり、人生の楽しみが増えた気がします。今後は『魚ポチ』が飲食店にとって1番便利なサイトであることを目指しています。

株式会社フーディソン

本社所在地東京都中央区勝どき3-3-7 ケンメディアビル5階
設立2013年4月1日
資本金484,432,868円
事業内容ITを活用した水産流通プラットフォームの運営、鮮魚専門店『sakana bacca』の運営(都内4店舗)、丸魚専門店『おかしらや』の運営(都内3店舗)、飲食店向け卸売サービス『魚ポチ』の運営、魚の加工技術に特化した人材派遣サービス『さかな人材バンク』の運営
業種商社・卸・小売・流通
URLhttp://foodison.jp/
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