当社の特徴と今後の事業展開
当社の特徴は世界を意識したブランド戦略と人材です。この先、日本の外食マーケットは外国人客が大幅に増えることが予想されます。その為、当社は早期からメニューの英語表記や国外ブランドとの提携、外国人観光客の誘致に取り組んできました。今後の事業展開としましては、2020年に国内外合わせて170店舗の店舗数を目指しており、アジアを代表するグローバル・レストラン・カンパニーを目指しています。
人材に対する想い
当社は飲食業の知識や経験だけでは採用しません。自らが好奇心を持って飲食を楽しめる、そんな飲食のプロを求めています。その上で大切にしていることが二つあります。一つはかしこい人であること。かしこいとは頭の良さではなく、か(感謝)し(親切)こ(好奇心)い(飲食が好き)という意味です。かしこい素養を持っていて欲しいと思います。もう一つは、当社のフィソロフィー(企業哲学)に賛同できることです。企業哲学が浸透する為に毎週一回以上、私自ら全社員にトップメッセージを配信しています。このトップメッセージは既に400回を超えたのですが、毎回現場からトピックとして送られてきたものを私自ら編集し想いをのせて配信しています。また半年に一度全社員と面談します。200名を超えた今では全員分面談するのに2か月以上かかりますが、先代の社長から10年以上この取り組みを続けています。
育成への取り組み
評価制度と研修制度に力を入れています。年4回の階層別研修などを通じて、スタッフ一人ひとりが、上の職能等級グレードにキャリアップできる仕組みを用意しています。また人事考課は上司が部下を他部署の一定の役職以上の人にプレゼンする形をとっています。公正な評価ができるとともに育成の振り返りにもつなげています。表彰制度も充実していて、一年に一度、現場のアルバイトにスポットを当てたワンダーテーブルフォーラムを開催しています。個人表彰と店舗表彰を行っており、アルバイトを含めた現場のモチベーションアップにつなげています。研修制度は外部研修として農家研修・ワイナリー研修・ウイスキー研修と生産現場を体感できる研修を多く取り入れております。食に対する愛着を持つとともに、実際に体感したから出来る接客を現場で生かすために行っております。世界で活躍できる人材育成のためにアメリカとイタリアへの海外研修も行っています。