Vol.374
株式会社小島組
代表取締役社長 小島 徳明

ギネスに満足せず、更なる技術開発を重ねて、世界を先駆ける浚渫技術を持つ会社へ

当社の特徴と今後の事業展開

当社は浚渫工事を主軸としており、国内だけでなく中国やヨーロッパのゼネコンからも依頼を受け、アフリカや中東・シンガポールなど世界各国でも、当社の技術を発揮しています。最大の特徴はギネスにも認定されている世界最大グラブ浚渫船「五祥」を保有していることです。これからも技術開発を重ねて環境にも優しい浚渫船の製造・開発に取り組み、世界で我々の技術を必要としている地域へ貢献していきたいと思います。

人材に対する想い

基本的な考えとしては、縁があって当社へ入社してくれた方ですので「定年まで雇用したい」というのが私の想いです。定年退職の際に「小島組に入社して良かった」と思ってもらえるようにすることが私の役目だと感じています。そのためには、適切な利益を出し、雇用を安定させ、待遇や働き方を更に改善していきたいと思っています。人に喜んでいただけることを実施すれば、あまり間違いは起こりません。物流の99.7%を港から担っている島国の日本ですので、当社の仕事は間接的ではありますが、人の役に立っている仕事だと自負しています。また、港湾や海洋土木のイメージアップに繋がればと社員一丸となって、作業船の見学会なども実施しています。今後も、世界で小島組の技術を発揮し続け、技術開発や管理のプロフェッショナルを育成し・継承していくために、進み続けたいと思います。

育成への取り組み

当社では、若いうちから転勤をして、様々な地域で仕事をしてもらっています。これは将来、指導者になった際に、地域ごとの考え方や作業の進め方の細かな違いを体感しておくことで必ずプラスになると考えているからです。また、入社後5年間は必ず外部研修に定期的に参加してもらっています。これは、社内だけでは固まった考え方が生まれてしまうので、時には社外の方と一緒に自分を見つめなおし、一人の社会人として成長してもらいたいと思っているからです。やはり、年を重ねると経験や知識から良い意味でも、悪い意味でも固まった考え方が生まれてしまいます。後から修正するのは時間がかかりますし、自分にとっても辛いことです。ですので、定期的な外部研修等を通じて一般的な人間形成を支援することは会社・社長としての務めであると感じています。私の想いとしては、当社の仕事や経験を通じて、「社会貢献」ができる人になってもらいたいですね。

かんばん息子のここが好き
今年で4年目になり、様々な仕事を経験させてもらっています。会社として「新しいことをまずはやってみる」という風土なので、先輩に教えてもらいながら、自分で少しずつできることを増やせるように努力しています。最近は、後輩の面倒を見ることも増えてきましたので、基本的なロープの結び方や、自分が苦労した点などを分かりやすく伝えるようにしています。今後も新しいステージで、どんどん挑戦していきたいと思います。

株式会社小島組

本社所在地名古屋市港区木場町1番の6
設立昭和16年12月
資本金9,000万円
事業内容浚渫埋立及び土木一式工事請負
並びに付帯関連業務一般
【土木工事全般】
浚渫工事、構造物工事、舗装工事、下水道工事等
【浚渫船の製造開発・保守】浚渫船の製造・開発、保守、改造、浚渫技術の開発
業種建築・土木・プラント・設備
URLhttp://www.kk-kojimagumi.co.jp/
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