当社の特徴と今後の事業展開
戦後京都の人々の暮らしを娯楽と食による憩いの提供で豊かにしてきました。現在は焼肉 天壇を10店、パチンコスーパードーム18店の運営をはじめ水耕栽培の野菜工場やスーパー銭湯まで事業を多角化しています。特に天壇は肉をお出汁の様なつけたれで食す京都焼肉の味を創業以来守り続けており、最近はメディアでも話題となっています。サービス業の無限の可能性に挑戦し、その地域になくてはならないお店づくりを行っています。
人材に対する想い
2019年12月に祇園の一等地に本社社屋を新築移転しました。「京都イチ働きたくなるオフィスづくり」をテーマに掲げ、豊かな発想や高いモチベーションで仕事に向き合えるようなオフィスを構えることで、第三創業期を皆と一緒に邁進し、成長を加速させるキッカケにしたいという思いです。また5年ほど前から社員アンケート「エンゲージメントサーベイ」を実施。最初は全国50点平均に対して当社はわずか45点。従業員間のコミュニケーションフローや細かな待遇制度の改善、人事考課制度の見直しから経営理念の策定など行った結果、今では61点まで上げることができました。お客様に満足を提供し続けるには、何より自社スタッフが会社に満足し主体性を持ってイキイキと働ける環境であるべきと考えます。数字目標を掲げる事も経営には大切ですが、人あっての晃商です。当社で働く事がステータスとなるような会社をスタッフ全員でつくって参ります。
当社の考える育成とは
エンゲージメントサーベイを取り始め、部署によってESにばらつきがある事がわかりました。勤務時間もスタッフもサービス内容も違うわけですから当然です。よりよい会社づくりや店舗づくりに全員で参加するために、2017年から「ヒトで勝つ晃商」をテーマに、CS・ESを高める企画を考え実施・検証を行う施策「みがくサービスコンペ」を開始しました。参加は自由で、自らの意志でチームメンバーを選定し、年次に関係なくリーダーを決めます。そのチームで企画立案から検証までを行い、その成果を専務を含め5名の管理者と応募チームの店舗で月に一回審議し、その中で最も模範となるものを7月の幹部総会にて年間優秀賞として発表します。自分の意思の先にある成果を知ることで、現場で提供するサービス力も自身の成長や自己実現も可能になるのです。強い従業員がいれば何があっても残っていける、人材育成こそ何よりの経営戦略と考えます。