Vol.339
株式会社東生食品
代表取締役社長 髙木 智英

従業員をじっくり見守り、会話する。地道ですが、これが信頼関係を築く秘訣です。

当社の特徴と今後の事業展開

製麺事業、冷凍食品事業、飲食事業を展開している弊社。昭和21年に中華レストランを開業してから蓄積した「美味しさ」のノウハウは、現在弊社の主力となっている食品製造でも活かされています。ご依頼いただき今までに開発、製造した生麺は120種類を超えます。 おかげさまでどの事業も好調で、再来年には製麺事業と冷凍食品事業とが複合する新工場建設の計画が上がっており、飲食事業も新規出店を予定しています。

人材に対する想い

食品メーカー、卸、飲食事業を一貫して行っている弊社では、事業同士がつながって新しい商売が生まれることがよくあります。そういう意味では、自由度の高い企業でもあります。そのため弊社では、いろんな事柄に関心を持ちながら業務を進めている人が、よりいきいきと楽しく働けていると思います。そして頑張ったり工夫したりすることで、より新たな課題が見えてくることも多いですが、そんな時は私や他の上司に遠慮なく相談できる体制を整えています。もちろん「すぐ解決策を言う」など甘やかすだけがサポートではないので、時にはヒントだけ伝えてあとは見守るだけということもあるかもしれません。でも、それも従業員を信じているからこそ。職種や雇用形態関係なく、従業員は全員弊社の宝なので、会社と一緒に成長してもらえたらと思っています。

育成への取り組み

従業員の悩みや不満は「残業について」「給与について」など、本当に十人十色。そこで私ができることは、一人ひとりとじっくり向き合い、話し合い、納得してもらうこと。不満を持ちながら働くのではなく、現状に納得したり、未来に希望を持って楽しく働いてもらえたらと思っています。そして相手が悩んでいる時に、心を開いて相談してもらうためにも、日ごろから全員の仕事の頑張りを見守って信頼関係を築いていくようにしています。単に仕事の結果だけ見るのではなく、「先月より上達してるね」など過程も評価するスタンスです。あと、仕事のやり方だけを教えていても従業員は成長しません。時にはプライベートの悩みにも寄り添って、解決の手伝いをすることで、みんな人間として大きく成長しています。

かんばん息子のここが好き
入社2年目の営業、三田(26歳)です。以前は広告代理店勤務でしたが、食品業界に興味があったこと、特にラーメンが好きなこと、そして面接時の社長の優しさに惹かれてここに入社しました。社長の優しさは入社後も変わらず、今も営業に同行してくれることもあります。そんな社長の会社だからか、基本的に優しいメンバーが多いです。まだ新人の僕にも信頼して仕事を任せてくれるので、自然と「頑張ろう」という気持ちになります。

株式会社東生食品

本社所在地愛知県名古屋市中川区野田三丁目235番地の2
設立平成2(1990)年8月
資本金1,000万円
事業内容中華食品加工製造及び外食品卸業務販売、飲食店経営
業種フード
URLhttps://www.tousei-sk.co.jp/
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