Vol.445
株式会社神戸物産
代表取締役副社長 田中 康弘

食の製販一体体制をコアコンピタンスに、中食・外食事業の深化と真価を追求します。

当社の特徴と今後の事業展開

当社は「業務スーパー」を全国に約865店舗展開していますが、直営店はわずか2店舗で他は全てFC業態です。この仕組みの最大の特徴は、他に類を見ない「食の製販一体体制」。国内に21の食品加工工場と海外に350超の協力工場を構えPB商品に注力することで、各店に豊富な商品を安定供給しています。今後もPB商品開発を強化し売上拡大を目指すとともに、外食事業にも力を入れて事業ドメインを広げていきます。

人材に対する想い

会社経営は経営者だけのものではありません。社員一人一人も「こんな商品・サービスを世の中に発信したい」「もっと会社を良くしていきたい」といった想いで参加するものと考え、自発性を尊重し、手を挙げた社員に積極的に仕事を任せるようにしています。例えば社内システム強化のためミャンマーに子会社を立ち上げましたが、システム部の社員と一緒になって計画し軌道に乗せるまでに至りました。今では現地の外国人スタッフの技術指導やマネジメントも任せています。当社の社長は39歳、副社長の私も51歳と経営陣が若いので、年齢やキャリアに関係なく積極的な意見や取り組みを歓迎し正当な評価をしています。実際、30代の部長や取締役も誕生しています。うれしいことに「仕事が楽しい」と話してくれる社員も多く、成長意欲や上昇志向があれば、当社で大いにキャリアアップして頂けると思います。社員のやる気を醸成するのが経営層の何よりの使命です。

育成への取り組み

一般的な新入社員研修や階層別研修はもちろん、コンプライアンス研修やLGBTに関する研修など、時流の変化に対応した研修を実施しています。社員自身が見つけてくる外部研修も多く、そういったものへの参加も推進しています。また海外の展示会へも積極的に参加。常に新しい商品やアイデアに対してアンテナを張れるようにしています。一方で社員が最大限のパフォーマンスを発揮できるよう働き方改革を推進しています。そのため、毎年1つは社員満足度を高める福利厚生や施策を考えるというのが経営層と管理部門のミッションになっています。最近では、年間休日を5日増やし、土日祝など固定休日ではなく5日間自由に取得できる「ライフサポート休暇」を導入しました。社員からは自由な組み合わせで休暇が取れると好評です。仕事もプライベートも充実するからこそ、自己実現に向け意欲的に働けるのです。今以上に生産性の高い組織を目指していきます。

かんばん娘のここが好き
入社11年目の大野です。入社の決め手はHPで最高の笑顔で働く先輩社員を見つけたこと。楽しみながら色んな仕事に挑戦できると確信しました。入社後は「仕事ぶりを見て頂けている」と感じることが多く、実際育休を3度経験しつつも時短社員として役職者を任されています。総務、経理に関する幅広い業務の管理を行っていますが、書籍等を通じて自発的に勉強を実施。メンバーの業務平準化を目標に楽しく仕事に取り組んでいきます。

株式会社神戸物産

本社所在地兵庫県加古郡稲美町中一色876番1
設立1985年11月
資本金6,400万円
事業内容・業務スーパー(食品スーパー)、プレミアムカルビ(焼肉)、馳走菜(惣菜店)の経営
・業務スーパー、馳走菜、神戸クック・ワールドビュッフェのフランチャイズ本部
・再生可能エネルギーを活用した発電所の運営
業種商社・卸・小売・流通
URLhttps://www.kobebussan.co.jp/index.php
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