当社の特徴と今後の事業展開
竹若の築地本店が出来たのは30年前、東京にはまだいけすが珍しかったこともあり、たちまち人気店となりました。全国に19店舗を抱え、基本的には魚がメインの店舗展開ですが、カフェや弁当屋など様々な業態を展開しています。これだけ業態があっても変わらないことは「飲食業は人間喜ばせ業である」という弊社の指針。シンガポールにも店舗を構えており、海外での店舗展開も国内での店舗展開も積極的にしていきます。
人材に対する想い
『飲食業は人間喜ばせ業である。』それはお客様を喜ばせるため、働く仲間やお取引先、関わる全ての人が幸せにしたいという竹若の指針です。私達が幸せでなければ人に喜びを与えることなど到底出来ませんよね。社員の幸福を守るため、そして創造するための取り組みとして、例えば独立の夢を叶えたい方の「のれん分け制度」という支援制度を用意しています。竹若では今まで5人が当社独自ののれん分け制度で実際に夢を叶えています。幅広い事業展開も全て社員の皆が幸せである会社を作るため、常に安定した企業であるための工夫の一つ。一つの業態で上手くいかなくとも、他のノウハウを持っていればそのピンチも乗り切ることができます。お客様だけでなく社員も大切にする竹若だからこそ、残業もなるべく少なく、長く働ける環境を整え、従業員のプライベートにも貢献できればと思っています。
育成への取り組み
竹若では主に2つの特徴的な取り組みがあります。一つ目は月一で行なっている、各店の店長を集めた「勉強会」です。教えるにあたり大切なのは「知らない、という前提から入ること」だと思っています。ゆえに、この勉強会では初歩の初歩、挨拶の練習から始めるんです。二つ目の取り組みは「店舗ごとに中心になる属性が違うこと」です。どういうことかというと、女性中心の店舗、男性中心の店舗、アルバイト中心の店舗、のように誰もが主役になれる店舗があるということです。例を挙げれば、女性中心の築地本店では、女将さんが皆のお母さんのような存在になっており、つきっきりで教えてくれることで家族のようになり、全員が同じクオリティで接客ができるように育つことなど。私個人のお話しをすると、常に笑顔でいることを大切にしています。皆に笑顔が伝染していくよう、日々精進しております。