Vol.296
株式会社竹若
竹若執行役員 四丸 拓

飲食業は人間喜ばせ業です。お客様だけでなく、社員の幸せも追及する「竹若」です。

当社の特徴と今後の事業展開

竹若の築地本店が出来たのは30年前、東京にはまだいけすが珍しかったこともあり、たちまち人気店となりました。全国に19店舗を抱え、基本的には魚がメインの店舗展開ですが、カフェや弁当屋など様々な業態を展開しています。これだけ業態があっても変わらないことは「飲食業は人間喜ばせ業である」という弊社の指針。シンガポールにも店舗を構えており、海外での店舗展開も国内での店舗展開も積極的にしていきます。

人材に対する想い

『飲食業は人間喜ばせ業である。』それはお客様を喜ばせるため、働く仲間やお取引先、関わる全ての人が幸せにしたいという竹若の指針です。私達が幸せでなければ人に喜びを与えることなど到底出来ませんよね。社員の幸福を守るため、そして創造するための取り組みとして、例えば独立の夢を叶えたい方の「のれん分け制度」という支援制度を用意しています。竹若では今まで5人が当社独自ののれん分け制度で実際に夢を叶えています。幅広い事業展開も全て社員の皆が幸せである会社を作るため、常に安定した企業であるための工夫の一つ。一つの業態で上手くいかなくとも、他のノウハウを持っていればそのピンチも乗り切ることができます。お客様だけでなく社員も大切にする竹若だからこそ、残業もなるべく少なく、長く働ける環境を整え、従業員のプライベートにも貢献できればと思っています。

育成への取り組み

竹若では主に2つの特徴的な取り組みがあります。一つ目は月一で行なっている、各店の店長を集めた「勉強会」です。教えるにあたり大切なのは「知らない、という前提から入ること」だと思っています。ゆえに、この勉強会では初歩の初歩、挨拶の練習から始めるんです。二つ目の取り組みは「店舗ごとに中心になる属性が違うこと」です。どういうことかというと、女性中心の店舗、男性中心の店舗、アルバイト中心の店舗、のように誰もが主役になれる店舗があるということです。例を挙げれば、女性中心の築地本店では、女将さんが皆のお母さんのような存在になっており、つきっきりで教えてくれることで家族のようになり、全員が同じクオリティで接客ができるように育つことなど。私個人のお話しをすると、常に笑顔でいることを大切にしています。皆に笑顔が伝染していくよう、日々精進しております。

かんばん娘のここが好き
入社して18年目、築地本店の女将をさせて頂いております。入社のきっかけは、住み込みで働ける都内の和食店を探していたため、竹若を選びました。接待が主な店舗ですが、接待がうまくいって、そのお客様も、お客様のお客様も喜んでくれると嬉しい気持ちになります。接待だけでなく、企業様の宴会やご家族のお祝いなど、様々なシーンの中に自分達が関われる、またお越しいただける、そんな毎日が一番のやり甲斐ですね。

株式会社竹若

本社所在地東京都中央区築地4-6-3 パロス築地201
設立1988年2月
資本金100,000,000円
事業内容飲食店の経営、食品の加工、販売及び輸出入
業種外食産業
URLhttp://www.takewaka.co.jp/index.html
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