Vol.347
株式会社綱八
代表取締役 志村 久弥

「1人でも多くのお客様に『本物』の天ぷらを!」創業以来の思いを世界へ

当社の特徴と今後の事業展開

祖父が新宿に1店舗目をスタートし、綱八は今年で創業94年を迎えています。祖父から父、そして私が跡を継ぎ、現在は3代目の当社は「職人が揚げる本物の天ぷらを気軽に味わってほしい」という創業から変わらぬ思いの元で運営をしています。外食文化の発展と共に全国に店舗展開を進めており、今後も国内外問わずに1人でも多くのお客様が本物の天ぷらを楽しめるような環境作りをしていきたいと考えています。

人財に対する想い

当社で働いてくれている人財に対しては、「人財無くして綱八の将来なし」という思いで接しております。また実際に面接など、新しい出会いが生まれる場においては、綱八と求職者の出会いが花開くかどうかという点を大事にしながら選考をしています。綱八で出している天ぷらは、決して安いものではありません。その分、天ぷらの味はもちろんの事、お店でお客様に良い時間を過ごしていただく事が大切だと考えております。その付加価値をご提供できるのは、他ならぬ我々です。既存店でしっかりとブランド価値を維持できているからこそ、店舗展開をしていけるのだと考えています。今後は海外からの人財も受け入れながら、一丸となって綱八という土台を強化していきたいという風に考えております。

育成への取り組み

新人が入社すると、まずはホールやパントリー、洗い場を担当してもらいます。その業務の中で、接客の仕方やお店の雰囲気、そしてお店がどうやって動いているのかを学んでもらいます。その後、徐々に下ごしらえを覚えていき、ひと通りこなせるようになったらやっと天ぷらを揚げられるようになります。基本的には2年ごとに出来る作業が増えていくように教育しています。その中で年2回のペースで店長と面談の機会を設けて、ステップアップの道筋を示してあげるようにしています。綱八が提供しているのは、職人が揚げる本物の天ぷらです。天ぷらはシンプルな料理であるからこそ、作り方のマニュアル化が困難な部分が多々あります。だからこそ、店長や先輩からの技術の伝承を大切にし、新人を一人前のプロに育てていく教育を実践しています。

かんばん息子のここが好き
新宿本店店長の桑田です。新卒で綱八に入社をして、今年で22年目になります。就職活動の際に会社説明会に参加して当時は専務だった志村社長と出会い、その熱い想いに感化されて、入社を決めました。綱八は、社長との距離が近く、社長も店舗の様子や店舗スタッフの様子も理解してくれる非常に風通しが良い職場です。社長の思いをしっかりと汲んで、創業から守り抜いてきた綱八の天ぷらを1人でも多くのお客様に届けていきます。

株式会社綱八

本社所在地東京都新宿区新宿 3-31-8
設立大正十三年(1924年)10月18日
資本金1,000万円
事業内容天ぷら・刺身を中心とした、天ぷら・和食の飲食店経営
業種外食産業
URLhttp://www.tunahachi.co.jp/aboutus/index.html
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