Vol.162
株式会社西尾硝子鏡工業所
代表取締役 西尾 智之

「技能伝承」で日々前進。職人の真心を込めた「西尾ガラス」。

当社の特徴と今後の事業展開

当社で扱ってきた製品はどれも皆様の日常で目に入るものばかりです。1932年創業と、長い歴史の中で培った技術を受け継いでいる品質の高い製品は日々、多くのお客様にご好評頂いております。空間を彩るガラス、鏡の追求は終わることはありません。ご依頼を頂き、一つ一つ丹念に思いを込めて作り上げる「西尾ガラス」。一ブランドとして、これからもよりよい製品を提供していけるよう努めて参ります。

人材に対する想い

当社では働いた人が笑顔になれるような環境を目指しています。働くことはお金を稼ぐと同時に時間を費やすということ。お客様に喜ばれることによって、従業員もモチベーション高く働けるような環境づくりを心がけている当社では、技能よりも人物を重視しています。当社で培ってきた技能は継承という形で身につけていきますので、まずはギャップがないか、理念に共感ができるかを確認します。面接も通常より多く行い社内の色々な人に会って頂くなど、当社のカラーとギャップがないかお互いに確かめていくのです。そんな当社の求める人物像は「プラス思考の方、目の前のことに一生懸命になれる方」です。またその他に、資格やスキルよりも挨拶、親に対する感謝の気持ちなどが重要になってきます。とても基本的なことかもしれませんが、働く上でお客様にも表れることです。これらを積み重ねることによって、自身の成長に繋がると考えます。

育成への取り組み

当社では培ってきた技術を現代に継承していく「技能伝承」を方針に掲げています。伝え聞いたことを守りながら自分なりに実践して失敗をし、主体性を持って行動することによって応用力を身に付け、視野を広げていけることを目的としています。これらを経てレベル差は生まれるものの、1 人の技術を数人が習得できればより事業の幅が広がっていくと考えます。実際、当社では常に部署関係なく助け合っており、忙しいときには他部署からの応援が、なんてこともありますね。皆が手伝い高め合っていける環境はとても一体感があります。当社では定期的に従業員が集まる場を設けております。勉強会やミーティングの他、研修などを取り入れており、会社に対しての意見や不満を吐き出す場も設けることにより、従業員と向き合い信頼関係を築き上げています。受け身から積極的に、自分の人生を充実させて成長できるようこれからもよりよい環境づくりを大切にしていきます。

かんばん息子のここが好き
入社9年目、生産部の小林と申します。主な業務として、ガラス加工に携わっています。社長はとても仕事熱心な方で、常に従業員のことを考えてくれています。分からないことがあれば丁寧に教えてくれる社風です。仕事ではお客様が、自分の作ったものをとても喜んでくれたときにとても大きなやりがいを感じます。まだまだ職人としては学ぶことばかり。ベテランが行なってきたことを引き継いで、人の手本となれるように頑張ります。

株式会社西尾硝子鏡工業所

本社所在地東京都大田区大森北5-9-12
設立1932年7月
資本金1,000万円
事業内容一般板ガラス・鏡の加工卸、内装工事
業種メーカー
URLhttp://www.nishio-m.co.jp/
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