当社の特徴と今後の事業展開
1991年に独立をし29年目を迎えた当社は、商業施設の店舗内装の設計やアパレルショップからカフェ、美容クリニックなど幅広い業界のインテリアデザインを手掛けるデザイン事務所です。作品を作るのではなくお客様からの依頼を達成するためにデザインを生み出すことを心掛けています。今後は、今まで培った長年の経験を活かしブランディングやディレクションを強化していきたいと思っています。
人材に対する想い
社員は一番信頼できるパートナーだと思っています。私たちはデザイン会社ですので身だしなみもきちんとお洒落にする心掛けが必要です。そのために社員のスーツを見立てたり、スカーフを選んだりクリーニングの確認など生活指導までします。地方のプレゼンに向かう際、新幹線に乗る時は私だけではなく社員までグリーン車に乗せることもありプロとしての意識を醸成し、毅然とした姿でお客様にお会いできるようにするためです。社員の評価は会社の評価に絶対繋がります。このような教育をするのは会社に余裕があるからではなくお客様に不快な思いをさせないためです。デザインに関することだけではなくどのようにすればお客様に気持ちよく話しを聞いてくれるのか、どのようにお客様と接していけばいいのか、まで感じ取って欲しいと思っています。
育成への取り組み
「一期一会」を大切にしています。それは、1対1の繋がりを大切にすることです。パソコンを介した挨拶で済ますのではなく、例えば、そのお客様の近くまで行ったなら、いらっしゃるかどうか分からなくても立ち寄り、直接顔を合わせて挨拶をする機会を作るなどです。その心得を社員にも教え込んでいます。そして、当社はお客様との打ち合わせに新人のデザイナーも連れていきます。そのため、打ち合わせ後に社内に戻って共有するという作業ではなく、お客様との話し合いの流れや雰囲気、会話、お客様の表情を体感してもらうことが可能になります。実際にその過程を目で見てライブ感を味わうことでより多くのことを吸収することが可能になり早く成長できます。どんな仕事でも私は包み隠したりせず、創業者、年長者としてマナーから、デザイナーとしてのセンスの構築、社員に初めから最後まですべてを見せることで教育・育成をしています。