Vol.146
深中メッキ工業株式会社
代表取締役社長 深田 稔

世界シェア100%の技術へ!モノづくりとヒトづくりの秘訣とは

当社の特徴と今後の事業展開

当社はメッキ加工事業を行っており、およそ63年間培ってきた経験とノウハウにより、世界に誇れる唯一無二の加工技術を保有しています。メディアにも多数注目される当社は、様々な賞の受賞、内閣総理大臣視察訪問など名誉ある評価を頂いております。凹凸を均一に、数字にしておよそ1000分の1の厚さという超薄型の非常に高度なメッキ加工技術が強みの当社。今後とも墨田区のものづくり企業として世界に発信していきます。

人材に対する想い

当社の人材とは、「仲の良い、友達感覚を有している人」ですね。「友達感覚」という言葉には疑問や悩みなど、それぞれの思いを尊重する為、従業員とのコミュニケーションを取り易くすることや、“価値観の共有”という意味が含まれています。大切なのは、何事にも手を抜かず、少しでも良いものを作りたいという思い。その他にも周りの人や、困っている人を大事にしたいという気持ちも必要となってきます。素直な方を求める当社では、「未経験」の採用を積極的に行っております。物事の基礎を学び、まっさらな視点から意見を持つことは会社にとっても貴重なものであると考えています。誰しも、必ず磨けば光るモノを持っています。当社にはモノづくりの職人として、日々同じことをやるという環境はありません。「変化」をもたらすべく常にモチベーション高く働いて欲しい。そんな思いを込めて当社では育成にも工夫を凝らし、力を入れています。

育成への取り組み

技術指導だけが工場で働く人への教育ではありません。当社では「朝礼の時間」が貴重な教育の場なのです。ここでは私自らがビジネスマナーや経済などの知識を共有します。ただ伝えるのではなく、直接従業員に質問を投げ掛けることによって、その人自身の考える力や、もっと知りたい!という幅広い視野の保有や、探究心を育むことが目的です。もちろん、分からないことがあれば何でも聞ける環境があります。嬉しいことに今まで疎遠だったニュースを見るようになったり、夕刊を進んで読むようになった社員もいます。また、土曜出社の際には従業員に私が買ってきたお昼ご飯を食べてもらうことも。お金で労うだけでなく、「今日のお昼ご飯は何だろう」と少しでも楽しい気持ちになって欲しいという思いからこうした「感謝」を形にしています。これからも当社の従業員には目標を掲げてモチベーション高く働いて貰うため、よりよい環境づくりを作っていきたいです。

かんばん息子のここが好き
入社24年目、営業部の有田です。主な業務として、メッキ加工品の提案及び納品をしています。お客様のニーズに応え、安心して頂ける高品質な商品を提供することを常に心掛けています。やり甲斐として一番に挙げられるのは、達成感が感じられることですね。お取引は長く続くもの。たくさん仕事をして、いつもお客様と会社のことを思いながら取り組む。ここで得られた達成感は、事業にもプラスになると考えます。

深中メッキ工業株式会社

本社所在地東京都墨田区立花5-11-7
設立1953年5月25日
資本金2,400万円
事業内容金・無電解金・無電解銀・ニッケル・半光沢ニッケル・無電解ニッケル・無電解ニッケルスズ・光沢スズ・無電解スズ・銅・キリンス・科学研磨
業種メーカー
URLhttp://www.fukanaka.co.jp/index.html
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