Vol.389
西冨熔接工業株式会社
代表取締役 西冨 泰典

【お客様目線】を常に考え、モノづくりと人づくりを繋げていきます。

当社の特徴と今後の事業展開

当社は、昭和44年の創業より、一貫して鉄・ステンレス・アルミの溶接加工を事業としています。気密性の高い溶接技術を得意とする等、専門性の高いオーダーへの対応力や、仕上げの美しさにおいて高い評価をいただき、多品種・少ロット、高付加価値製品・短納期製品といったきめ細かな対応を得意としてます。今後は、出張溶接のニーズが高くなっているので、より細やかな対応に応えられるよう日々技術を磨いていきます。

人材に対する想い

以前、人員が足らず、いただいた仕事をさばくのに精一杯で困っていました。私が納品まで行うと現場の人手が足りなくなるため、配達スタッフを雇用することにしました。しかし、配送過程においてクレームが発生することがあったのと、納品時にお客様との会話で「もっとこういう風にしてほしい」、「次も頼むよ!」と直接声を聞ける機会が貴重だと気づき、私ができるだけ納品をするようにしました。そこで、現場の人員が不足するため、知り合いを通じて外国籍のスタッフを2名採用することにしました。最初は言葉の壁など不安なことも多かったですが、一緒に働いてみると、ハングリー精神もあり、非常に前向きに仕事に取り組んでくれる姿勢を見て、どんどん彼らの成長と会社の成長に希望を持てるようになりました。彼らには毎日、何か1つで良いので学んでほしいと思っています。現状維持ではなく、日々成長と変化を体感してもらうことが私の願いでもあります。

育成への取り組み

【お客様目線】ということをよく伝えています。作るのは私達ですが、使うのはお客様です。《お客様が見て喜ばれるか?》と、常に完成品を見ながらスタッフと会話をしています。溶接において「引っ付いていればOK」と感じる人は絶対に成長しません。良いモノを作りたい!という思いを持ち続けることが良いモノづくりに繋がることを日々伝えています。今は、仕事を5名で進めているので、声が届きやすい環境でもあることから、この【お客様目線】という一番大事なことを染みつかせるよう心がけています。また、技術力向上のために基本的には、<まずはやってみる>というスタンスを大切にしています。実際に、見て覚えるより、自分の手を動かしてやってみないことにはこの業界では成長しません。決して一人ではなく、先輩と同行の元、新しいことにはどんどんチャレンジしていく風土を大切にしています。

かんばん息子のここが好き
溶接の仕事がとにかく大好きですし、誇れる仕事だと感じていて、毎日充実した1日を過ごしています。アーク溶接や半自動溶接、TIG溶接など、様々な溶接技術を勉強中で、細かい仕上げや作業には難しい箇所も多いですが、社長含めて先輩が優しく教えてくれるので、安心して仕事に取り組んでいます。今後は、もっと様々な溶接にチャレンジして、自分の技術力を高めていきたいです。

西冨熔接工業株式会社

本社所在地愛知県あま市木田西浦79番地8
設立1973年(昭和48年) 8月
資本金300万円
事業内容鉄・ステンレス・アルミの溶接加工
出張溶接
業種鉄鋼・非鉄金属・金属製品
URLhttp://www.nyk-aichi.com/
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