Vol.490
WIDEFOOD株式会社
代表取締役 伊藤直之

「適材適所」で社員を輝かせる。会社の成長には人の成長が必要不可欠

当社の特徴と今後の事業展開

1967年に創業し、2012年に法人化して私は二代目です。物販・通販事業を中心に展開しており、物販では宮城県内3店舗での販売や全国の催事での実演販売を展開。通販は自社で10サイト程の販売サイトを展開し、社員4名のデザイナーも在籍しており、通販事業を進めています。2022年には飲食事業を開始し、現在は4店舗展開。2024年には2店舗の新店舗がオープン予定で、飲食事業も事業の柱として伸ばしていきます。

人材に対する想い

会社の成長には人材が不可欠で、社員一人ひとりの成長が企業の成長に直結すると考えています。そのため、トップダウンではなくボトムアップ型の経営方針を採用しています。社長就任時は従業員が20名弱でしたが、現在はグループを含め約300名まで拡大。従業員にはそれぞれの能力を最大限に発揮できる環境を提供し、適材適所を重視して配属なども考えています。社員ができるだけ輝けるように、職場や仕事内容の変更も柔軟に行い、全員がチャンスを活かせるようサポートしています。未経験で入社した方にも、しっかり経験を積ませて、重要なポストも積極的に与えています。最近入社した30代の3名の社員には、大型ショッピングモール店長や、催事責任者、新店の副料理長を任せています。経営者としては、将棋のように異なる個性を持つ社員の強みを活かして輝かせることが重要で、彼らの成長を間近で見ることは楽しい経験です。

育成への取り組み

従業員が長く働いてくれるためには、価値感は人それぞれ違いますが、大きく「やりがい」、「給料・福利厚生」、「働く仲間・スタッフ」の3つの要素が重要と考えており、これらの要素を0から5段階で評価し、これらが掛け算され、最高得点125点を目指します。しかし、どれか一つでも「0」があると、他の2つがどんなに素晴らしくても、合計が0点になってしまい退職する要因になってしまうため、バランスよくこれらを伸ばすことが重要です。社員の人数が増えると、社長自らが見ることができる人数には限界があるため、中間管理職のメンバーとの密接なコミュニケーションを通じて、社長の想いを伝えることが重要になります。そのため、中間管理職の育成は、社員の増加に伴い不可欠であり、社員それぞれに役割を持たせ、主体性を育むことで、会社は社員一人ひとりの手で成長させていくという実感を持たせたいと考えています。

メンバーたちの想い!
創業者の会長夫妻が現役で肉捌きや販売を行っており、その姿を目の前で見ることで多くの学びを得る事ができます。また、社長を始めとして中間管理職の方がしっかりと面談をしてくれ、たとえ業務に行き詰っていたとしても必ず可能性を見出してくれます。教育にも力を入れており、例えば、社員には「お肉検定」の取得を奨励。合格に向けた社長考案の「虎の巻」などもあり、本気で教育に取り組んでくれていることも感じます。

WIDEFOOD株式会社

本社所在地宮城県仙台市青葉区米ヶ袋1-6-8
設立2012年3月
資本金1,000万円
事業内容・精肉店経営
・食料品の製造販売
・飲食店経営
・通販事業
・宅配事業
・弁当事業
・お土産類販売
・催事事業
・コンサルティング事業
・教育事業
・不動産売買・賃貸管理
・太陽光発電事業
・LED事業
業種外食産業
URLhttps://www.widefood.jp/
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