当社の特徴と今後の事業展開
帝国ホテルは1890年、現在の外務大臣にあたる井上馨の命で、渋沢栄一や大倉喜八郎らの手により「日本の迎賓館」としての役割を担い誕生しました。各国の賓客が宿泊し外交の橋渡しを担うホテルでありながら、お食事を楽しみに来館されるお客様も多く、幅広い世代に親しまれてきました。この先も笑顔でお客様をお迎えできるよう新たな歩みを始めようとしており、2026年には京都・祇園に新しいホテルがオープンします。そして、東京事業所は建て替えに取り組み、2036年、すべてが生まれ変わります。新たなグランドホテルとなることでターゲット層が広がり「様々な出会いが生まれるはず」とスタッフ一同心躍らせています。「どんなホテルになるんだろう」開業135周年を目前に控えたいま、帝国ホテルは再び注目を集めています。
採用したい人物像
新しい価値の提供。それは、最前線でおもてなしする従業員に最も期待していることです。「新しいサービスを提供し、新しい価値を創造する」を掲げ、様々なサービスを実現してきました。実は「バイキング料理」や「ホテルウエディング」も帝国ホテルが発祥です。問題発見をし、論理的思考で解決に導く。そんな資質のある方と、帝国ホテルの“これから”を創りたい。しかし、人それぞれ得意不得意はあると思います。そこは、私たちはチームであり、組織であるため、互いに補い合える強みがあります。大切なのは、相手を思う心。それさえあれば、技術は後からついてくるはずです。
選考で見ていること
目を見て話せること、最低限のマナーがあること、丁寧な言葉遣いができること、清潔感があること。それらは大前提として、最も大切なことは「相手への興味」です。急がれている方にはクイックサービスを、会話を楽しみにされている方には寄り添ったサービスを。常に「何を求められているのか」を考え、行動することが大切です。就活は人生のおさらいだと考えています。「これまで力を入れてきたこと」以上に、そこにどんな意識があったのかもポイントとしています。スキル面では、約半数が海外からのお客様であることから、英語を用いて日常会話ができる方は入社後もスムーズです。“雑談力”がスタンダードとなった現代のホテルにおいて、英語力は必ず生きてきます。「お料理は満足できましたか?」そんなさり気ない問いかけがお客様の心を温め、旅をより一層楽しいものにすると、私たちは信じています。