当社の特徴と今後の事業展開
当社はお米のめん「ビーフン」を製造する唯一の日系企業。「ケンミンの焼ビーフン」が看板商品です。めんに味をしみ込ませた商品は珍しく美味しさに加え調理の手軽さも自慢です。最近はグルテンフリー市場が拡大する中「ビーフン=ヘルシー」という健康食としてのブランディングも進み、多数新商品開発にも注力しています。またアメリカやドバイ向けの商品も投入し、世界で食されるめんの主流がビーフンになる日を目指しています。
人材に対する想い
創業者の健民と妻・ヨネが生前常々申していたのは、ビーフンづくりは大変手間のかかる仕事で、祖父母2人4本の手では到底作られるものではないということです。「社員がいて下さるからビーフンが作れる」という創業者の想いはしっかりと受け継ぎ、社員にとって働きやすい環境を整えることを大切にしています。加えて3代目社長として若い視点で新たな会社づくりに努めます。例えば本社に料理教室も開けるキッチンスタジオを新設し若手主導で1日1レシピをWEB公開したり、東京支店の社内に芝生スペースを作り自由な発想で取り組める環境を作ったり、従業員のあったらいいなを先回りして新たな試みも提供するよう心がけています。また、健康(健)を皆さま(民)にお届けする願いのもと、「HAVE A RICE DAY」というスローガンを制定しました。これからも毎日生き生きと仕事に取り組み人の役に立つ喜びを実感して欲しいと考えています。
育成への取り組み
社員の成長こそ会社の成長に繋がりますが、その為にもまず社長である私自身の成長が不可欠と考え、新しい価値観に触れて吸収・実践することを心掛けています。社員が成長を感じる肝要は、上司との信頼関係のもと承認・評価されることです。その上で社内では行動指針研修や階層別研修を導入します。また、最近特に力を入れているマーケティングに関する研修等を実施。年間予算の中で個人の希望する研修を受ける取組みなど、社員全員でレベルアップを目指しています。また、成果を上げた社員に「HAVE A RICE DAY賞」を送るなど表彰制度を制定、管理栄養士、簿記といった業務に必要な資格を取得した社員を表彰や手当の支給も行っています。2019年に社長に就任し新体制をスタートさせましたが、会社を継続させることが使命と考えています。そのためには、創業者精神のもと、社員の成長があって繋いでいくことができると思っています。