当社の特徴と今後の事業展開
1950年に当社丸糸は「原糸商」として創業し、「糸」をベースとした商いで戦後初期の時代を生き抜きました。10年ほど前から、車両向けの内装用繊維資材が堅調で、特に縫製用糸の市場占有率は7割近くを占めるまでに拡大しています。今後は製造拠点を構えている東南アジアから世界に向けて幅広く、当社の技術や商品を拡販し、成長していきたいと思います。
人材に対する想い
成長のためには、まず【やってみる】ということを伝えています。成果は簡単に上がるものではありません。たとえ失敗をしたとしても、挑戦することが大事です。会社が責任を取りますので、果敢にチャレンジしてもらいたいと思っています。そのための環境は責任をもって整えるようにしています。また、働くために働くのではなく、目標や夢を持って、日々の仕事に取り組むようになってほしいと思っています。入社前から目標や夢を持つことは難しいかと思いますので、仕事を通じて見つけてもらいたいなと思っています。そのため、若手から海外出張に行ってもらい、新たな刺激を受けてもらうようにしています。目の前の仕事だけでなく、先の目標を見据えた仕事をする方が個々人の成長に繋がると信じているので、現状維持ではなく、毎日少しでも成長を続けていけるような職場環境を作ることが社長である私の責務だと感じています。
育成への取り組み
社外セミナーに参加したり、社内研修も定期的に開催をしています。この研修や教育に関しても自分から「これに参加したいです!」という自発的な参加はとても歓迎しています。やはり自分で決めて進めれる人の成長スピードはとても速いですからね。また、普段はチームで仕事をしていますが、チームに依存しすぎるのも良くないと考えています。現状のチーム内の立ち位置で満足するのではなく、一人一人のレベルを上げ続けるチームであってほしいと思っているからです。まずは一歩踏み出して新しい可能性を広げてもらいたいと思っています。挑戦しないことが、最大のリスクであり、成長機会を逃す一番もったいないことです。挑戦して失敗することもありますが、全員が順風満帆にいくわけではありません。昔のように、背中を見て育てるのではなく、それぞれの可能性をどれだけ広げてあげられるかを意識しながら、これからも育成に取り組んでいきたいと思います。