当社の特徴と今後の事業展開
当社は1914年に木彫看板製作で個人創業。時代に合わせ事業を変化し、現在は自動車、アミューズメント、家電業界向けのプラスチック射出成形金型・部品製造を中心に展開しています。またヘルシーフットウォッシャーなどメディアで多数紹介された自社商品も開発。今後はベンチャーが手掛けるセキュリティ製品など技術が活かせる他業界に目を向けるとともに、社員のアイデアを活かした新たな自社商品の開発に力を入れていきます。
人材に対する想い
社員一人一人の個性や考えを尊重して適材適所の配属を行い、全員に成長のチャンスが与えられるようにしたいと考えています。そのために、5年後や10年後に自分がどうなりたいかを記入するキャリア開発シートを導入。定期的に上司と面談を行い、将来ビジョンと今の仕事内容にズレがないかをチェックします。部署異動を経験している社員も多く、結果、幅広い業務を経験することで部署間のコミュニケーションが円滑になったり本人の成長につながっていると感じています。また、結果を出せる人財であれば国籍も性別も関係なし。実際、正社員の約3割がミャンマー国籍の方で、将来的には幹部になる方も生まれてくると思います。女性役職者も多数活躍中で、社長就任時は主任1名でしたが、今では1名の課長、2名の係長、6名の主任が誕生しています。大切なのは成長意欲があるかどうか。当社の理念に共感し、何かを成し遂げたいと考えている方と働きたいですね。
育成への取り組み
社員が生き生きと働き活躍するためには、企業理念の理解・共感が大切と考え、理念教育に特に力を入れています。具体的な取組みとして「トップメッセージ」を実施しています。これは、私自ら隔週で理念に関する記事を作成・配信し、社員から感想や意見をまとめたアンサーバックをもらうというもの。毎回全てのシートに目を通し、特に優れた5名の内容を発表しています。これは、理念浸透の現状を図るのはもちろんですが、各個人や部署の状態を知る貴重な情報にもなっています。また企業理念をもとにクレドを作成。より分かりやすい形で行動指針を共有しています。技術面においては「成形マン育成プロジェクト」を始動。資格を取るためだけでなく、より実践的な技術の浸透を図っており、作業手順をまとめた動画は、未経験入社の方にもわかりやすいと好評です。今後も理念共有と技術継承を進め、仲間と共に次の100年を創っていきます。