Vol.361
株式会社カワグチマック工業
代表取締役社長 川口 徹

軽くて丈夫な段ボールと意欲溢れる社員たちが、家具やディスプレイの常識を変える。

当社の特徴と今後の事業展開

創業以来、各業界の製品梱包に貢献してきました。強みは多種多様な包装材の知識と加工技術、小ロット短納期への対応力。他社に真似のできない付加価値の高いモノづくりにこだわっています。最近では「Re-board」をはじめとする強化段ボールを活用した家具やディスプレイを手掛け注目を集めています。木や金属と違い、軽量で組み付けの手軽さ、何より再生可能でエコの観点から紙のポテンシャルに期待が高まっています。

人材に対する想い

ある社員の提案で一つの新商品が誕生しました。Freckと名付けられたそれは、1辺300mmの立方体ブロックを組み立てて使う紙建材です。強化段ボールの為、軽くて頑丈で装飾性もあり、イベントブースのトラスフレームやディスプレイなど、自由な発想と組合せで活躍の場が広がりそうです。今まで販促活動は積極的に行ってきませんでしたが、今後は展示会などに積極的に参加し、自社製品であしらえたデモブースで積極的に販促活動をしていきます。またRe-boardという北欧生まれのインテリア向け段ボール素材も多くのポテンシャルを秘めています。最新の加工設備と技術を持ったクラフトマン、そして紙の可能性を広げようとする熱い思いを持った営業が新しいマーケットを生み出そうとしています。コミュニケーション豊かな社風、ボトムアップ型の組織を意識しており、イキイキと活躍する社員による今後の事業展開が楽しみです。

当社の考える育成とは

現在当社の事業は包装用段ボール、包装請負、新製品を展開するディスプレイの3事業部構成です。どの部門も顧客要望に対し何を解決したらご満足頂けるかを大切にしています。付加価値提供を第一に、価格競争の取引は考えていません。おかげさまで展示会での反響も良く、某有名お菓子メーカーの販売促進、広告代理店やイベント会社など毎月コンスタントに新規商談が寄せられます。お客様のお困りごとに一生懸命に向き合うことが何よりの教育と思っています。とはいえ新人に対しては最低限の知識は教えるようにしています。特にメーカーである当社にとって、モノづくりの各工程の原価や経費、作業工数の考え方、営業であれば利益の仕組みや手形、小切手、売掛金など会計についての知識や与信管理の観点を持つことは必要です。時代と共に会社も進化しなければなりません。自分なりに主体的な目標を掲げ、その実現に向け自律した行動ができる強い組織を目指します。

かんばん娘のここが好き
2019年新卒入社の徳平です。モノづくりの会社を中心に就活していましたが、工場見学や働く社員を見てココしかない!と入社を決意しました。入社後半年間の工場作業も楽しかったですが、今所属するディスプレイ事業部でもCADや見積作成、顧客対応など色々な仕事を任せてもらえ更に楽しくてたまりません(笑)ちなみにオフィスの机はRe-board、お手製です。同僚、先輩、上司と風通しの良い会社で毎日充実しています!

株式会社カワグチマック工業

本社所在地兵庫県尼崎市南初島町12-9
設立1969年10月
資本金2,000万円
事業内容段ボールケースの企画・製造・販売、イベントブース・ディスプレイ等の企画・製造、各種包装資材販売、梱包・倉庫内作業請負、特定人材派遣
業種その他製造業
URLhttp://www.kawaguchi-mac.co.jp/
pagetop