当社の特徴と今後の事業展開
壽商事は2011年に天下一品のFC店運営から始まった会社です。2021年にはカフェ業態の自社ブランド店舗をオープン予定。実はこの店舗、長年「カフェ経営に挑戦したい」と頑張ってきたある社員の夢を実現するために、全額会社が出資して立ち上がる店舗なんです。新店舗が軌道に乗ったら、子会社の社長として独立してもらう予定。今後も第二弾・第三弾と社員の幸せを叶えるプロジェクトを考えております。
人材に対する想い
当社が大切にしているのは、「店舗で働く従業員が幸せでなければ、お客様を幸せにするサービスは提供できない」という考え方。過重労働を軽減するために厨房から包丁を無くし、肉や野菜のカットは業者にお願いして納入してもらう。また、社員が乗りたい車があれば、全額店舗の経費で社用車として購入し、社員の可処分所得を増やすなど、店舗運営や会社経営に様々なアイデアを取り入れて、社員幸福度の高い会社を目指しています。たくさん稼ぎたい、プライベートを重視したいなど、幸せの基準は人それぞれ。しかし、幸せを手に入れるまでには必ず失敗することがあります。そんな時、社員が前向きになれるようケアすることも、会社としての役割です。失敗したことは叱らない。積極的に挑戦した結果なら、失敗しても次の手を考えればいい。「幸せになることを諦めていない人材」が願いを叶えられる、そんな会社作りを行っています。
異業種の考えを取り入れ、更に発展していく
飲食業のみの考え方で仕事を続けていくと、いずれ飽和し行き詰まってしまいます。お店の発展を止めないためには、異業種の考え方を取り入れることも、有効な手段。そのため毎週土曜日の夕方には、異業種のマーケティング研修を行うなどして、飲食以外の考え方も取り入れるようにしています。例えば、美容業に倣って「シスター制度」を取り入れたり、客単価4万円の高級クラブの接客を導入したり。後者の実施を行った2016年度には、月200万円の売上UPを記録するなど、利益を生み出すことに成功しています。また、社員に好きな社用車を与えるのは、自分がやっていることに誇りを持ち成長していってほしいから。お金は捨てても拾えるけど、時間は捨てたら拾えない。他社の何年分もの濃い時間を過ごしてもらうために、学ぶ機会とチャンスを与え続けて、自己成長できる環境を作り上げています。