Vol.289
株式会社 離島キッチン
代表取締役 佐藤喬

離島の活性化を担う離島キッチン!都会と離島をつなぐ架け橋になります。

当社の特徴と今後の事業展開

離島キッチンは、島根県隠岐諸島にある海士町観光協会が取り組むプロジェクトとして始まった飲食店です。島の中での観光にとどまらず、全国に400以上ある有人離島の魅力を外の人にも伝えること、離島を活性化させて行くことが目的です。離島は若者不足、人手不足、職不足など様々な社会問題を抱えています。私達が離島と都会を繋ぐことで離島の地場産業を盛り上げ、島の存続を支えていこうと考えています。

人材に対する想い

社員の皆さんには2つのことを期待していてその1つ目はそれぞれが与えられた役割の中でどう行動するかを考え、大きな裁量の中で行動してほしいと考えています。そのため当社は最小限のマニュアルの共有をし皆に任せています。私から細かな指示を出したり、ルールを決めすぎないようにしています。全国各地に展開している5店舗では、土地柄が違えばお客様も異なる為、運営は現地のマネージャーに一任しています。また2つ目は島に興味を持ってもらったり、好きになってほしいです。離島では生活リズムがゆったりと流れていたり、食文化などその土地ならではの空気感やリズムがあります。そんな島の魅力を、お店に足を運んでいただいたお客様にも感じてもらう為にも、まずはスタッフの皆から島に興味をもってもらい、魅力を伝えていってほしいと思っています。

育成への取り組み

当レストランでは『今月の島』としてその土地の名産物や郷土料理を提供しています。この島の選定は毎月順番でスタッフが行きたい島を選び現地の人と会話し、食材探しから『今月の島』としてどういった料理を提供するかまで全て考え行います。一度行った島以外という条件の元、選ぶ島も本人に一任しています。ここにも当社の『任せる姿勢』が表れています。毎月新しい島に訪れる事で本人の興味や関心を伸ばすことが出来、スタッフの成長に繋がっているように見えます。そして店舗に戻ってきてからは島の皆さんから聞いた生の情報を資料としてまとめ全国の店舗でマニュアルとして共有しています。さらに、全スタッフが生の情報をお客様にお伝えすることができるよう、店舗ごとに試食会兼勉強会を開き全スタッフが食材の様々なエピソードを学んでいます。

かんばん娘のここが好き
ディレクターの辻原です。前職では銀行に勤めていて、マニュアルを制定するお仕事をしていました。次第にルールを定めることに窮屈さを感じ、自分の興味ある仕事をしたいと思い、転職活動を始めしました。食・旅・島と好きなワードを全て入れて検索した結果出会ったのが、離島キッチンでした。入社後は札幌店の立ち上げも全面的に任せていただいたりと、何事にも自由にチャレンジさせてくれる環境が大好きです。

株式会社 離島キッチン

本社所在地東京都新宿区神楽坂6-23
設立2016年4月5日
資本金350万円
事業内容島の名産物を中心とした、飲食、小売り事業
業種外食産業
URLhttp://ritokitchen.com/
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