
厳しい現状でも、働いてくれる。感謝しかありません。
当社では「人が全て」というスローガンを掲げています。お客様にゆとりあるサービスを提供するには、まず社員が気持ちよく働ける環境であるべき、と考えています。そのために希望制シフトの導入や専任のサービスリーダーによるアクシデント時のサポート体制の整備、新型コロナウイルスの影響で社員の収入が減少した時期には、特別見舞金を支給しました。社員がいるから会社がある、という感謝の気持ちを、常に大切にしています。

誰もがwin-winになる社会を目指して。
私がこのスローガンを掲げた原点は、かつて連合東京港地区の議長を務めた経験にあります。複数の意見を立場や権力を使って封殺することなく、まずは認めて理解しようとすること。そして各々の意見を取りまとめて、「皆で決めたことだから皆で頑張ろう!」という結論に導くことで、一人一人に当事者意識を持たせることに成功しました。それは葵交通の経営を行う今でも変わりません。先に述べた希望シフト制もその一つであり、ドライバーからの相談や意見があれば、積極的に対応、検討しています。新型コロナウイルスに感染したスタッフがいれば、自宅へ食料品を届けることもありました。仕事のことだけでなく、私生活も含めてトータルで社員の生活をサポートしています。おかげさまで、今年度はいまだ退職者が一人もおりません。会社も社員もお客様も、全員がハッピーになれるサイクルを目指しています。
誠実な経営を続ければ、おのずと人は集まってくる。
現在当社では、女性ドライバーの拡充に注力しています。女性ならではのきめ細やかな視点から生まれるサービスは、多くのお客様からご好評いただいております。特に妊婦の方や自宅送迎を希望する女性のお客様からは「安心できる」との声を多くいただいており、今後も高いニーズがあると踏んだためです。しかし、タクシー業界はまだまだ男社会と思われがちです。なので更衣室や女子トイレの整備はもちろん、新人専属の女性トレーナー、さらには女性取締役の選任など、女性が安心して働けるような環境整備を行っています。また当社では、テレビや雑誌など報道メディアからの取材依頼を積極的にお受けし、これらの取り組みを公表しています。すると、自社HPの採用ページに「テレビを見た」「友人に紹介された」と毎月4~5件の応募があります。当社のありのままをお見せするだけで、求人広告を掲出することなく、コンスタントな採用活動ができています。

看板ムスメのここが好き!
