Vol.487
カンロ株式会社
代表取締役社長 村田 哲也

社員の声が、会社を更に強くする。

当社の特徴と今後の事業展開

当社は1912年の創業以来「糖」を事業の中心に据え事業展開をしてきました。「カンロ飴」は当社を代表する商品ですが、他にも「金のミルク」「健康のど飴」「ピュレグミ」といった商品の開発‧製造・販売を行っています。私たちが目指すのは糖を通じた心躍る体験を提供すること。私たちが作る「ひとつぶ」が生活者にとって、ウキウキしたり、ホッとしたり、いつもよりちょっと嬉しくなれる商品になるように、これからも商品作りに注力していきます。

人材に対する想い

「社員はカンロの財産であり、社員の成長なくして会社は存続・発展していかない」これが私の考えです。そして社員自身の成長を促進するためにも、トップダウン的な意見発信にならないように、社員と経営陣との双方向のコミュニケーションが取れるような仕組みづくりを目指しています。私自身、社長に就任した1月から全国各地にあるカンロの生産工場や支店を訪問しました。本部で指示するだけではなく、実際に足を運び、そこで働く社員が何を感じているのか自分の目で確かめたかったからです。現場では良いものから悪いものまで様々な意見をいただきました。しかしその全てが、会社を良くしたいとか改善できるという想いから発せられた意見だと思っています。私の役目はその意見を真摯に受け止め、より良い会社に進化させていくことです。そして、全ての社員がカンロで働くことを誇れるような会社にしていきたいと思います。

育成への取り組み

1つは、社員が会社や仕事について、日頃感じていること考えていることを直接会社に伝える、社員意識調査を実施していること。かなり辛辣なコメントもありますが、結果を真摯に受け止め改善しています。社員同士が気兼ねなく仕事の悩みを打ち明けられるような風通しの良い職場環境を整備することが大切だと考えているので、困りごとができたらすぐに話ができる同僚や上司がいる環境を整えていくことも併せて実現していきます。もう1つはマネジメント層になる手前の社員に対して「経営塾」を開いています。この経営塾では、自分がカンロの社長ならどう会社をマネジメントしていくかを考えてもらい、資料にまとめ経営陣の前でプレゼンしてもらう試みです。プレゼン後に経営陣からフィードバックがあるため、自分の業務だけではなく会社全体を鳥瞰し視座を一段階上げるという意味でも効果的な場であると考えています。

看板ムスメのここが好き!
ピュレグミ・カンデミーナブランド部の上田です。新卒で入社してからずっと商品企画職で、今は「ピュレグミ」の企画をしています。コンセプト立案から味やデザイン、プロモーションまで幅広く携わっており、自分が担当した商品が店頭に並んだ瞬間や、お客さんから良い反応をいただけたときに大変やりがいを感じています。ロングセラー商品のピュレグミ担当として、ときめきに溢れた商品を世に出していけるように頑張ります!

カンロ株式会社

本社所在地東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティビル37階
設立1950年5月6日
資本金28億6400万円
事業内容菓子、食品の製造および販売
業種菓子・食品
URLhttps://www.kanro.co.jp/
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