Vol.483
株式会社名古屋精密金型
代表取締役社長 坂元正孝

ものづくりを支えるグローバル金型メーカー

当社の特徴と今後の事業展開

当社は1975年に創業した金型メーカーです。我々が手掛ける金型は、自動車の顔とも言われるヘッドランプやリアコンビネーションランプの生産に使用されています。当社の自慢は長年培ってきた技術力です。従業員の中にはその技術が認められ、黄綬褒章を頂いた人財もいます。
今後は新たな技術の導入も検討しており、お客様に提案する幅をさらに広げていきたいと考えております。

人材に対する想い

組織の上に立つ人間として、多様な価値観を理解しなければならないと考えております。当社には100人以上の社員がいますが、それだけ人数がいれば性格や考えも多種多様です。そんな中でいろんな価値観があることを理解し、その人の悪い所ではなく、良い部分をしっかり見る「美点凝視」の考えを常に持ち続けたいと思っております。
製造業の世界ではよくある、背中を見て覚えろという考え方は通用しない時代になっています。
私はよく「金型づくりは人づくり」と口にしますが、全くその通りで、丁寧に、そして辛抱強く取り組むことが大切です。
そして今後に向けて、社員を育てていくことだけでなく、教育することのできる人材を育て上げることも私の使命だと考えております。

育成への取り組み

本社工場は金型製作に関わる部署が5つあるのですが、毎朝違う部署の朝礼に顔を出し、社員とコミュニケーションを取るようにしています。実は私が代表に就任した当時は、社員が考えを発信することも少なく、どこか本音を隠しているように思えました。良い仕事、そして良い会社を作るためには一人一人の意見に耳を傾け、一丸となって取り組むことが必要です。これは以前、ベトナムの工場に赴任していた経験から学んだとこです。そんな私の考えもあり、吸い上げするとともに、管理者も自分たちでも積極的に出来るよう日頃から会話しています。同時に、私の意見も社員の皆さんに届くよう、月に一回、ニュースとして発信しています。
社員の皆さんには多様な価値観を理解し、素直さ・謙虚さをいつまでも持ち合わせた人間であってほしいなと切に願っております。

看板ムスコのここが好き!
お客様に金型の提案等を行う営業として8年間勤めています。若手の意見も取り入れてくれる会社なので、日々前向きに取り組むことが出来ています!
高い技術力により、お客様からの信頼も非常に大きく、大手企業とのお取引も多いため、程よい緊張感を持ちながら働くことが出来ます。当社の金型で製造された自動車を街中で見かけると喜びもひとしおです!

株式会社名古屋精密金型

本社所在地愛知県知多郡東浦町大字緒川字北鶴根66-5
設立1975年4月
資本金3,800万円
事業内容プラスチック成形用金型の設計・製造並びにそれに付帯する一切の業務
業種鉄鋼・非鉄金属・金属製品
URLhttp://www.nagoya-sk.co.jp/index.html
pagetop