当社の特徴と今後の事業展開
当社は北海道札幌市に本社があり、「お菓子」の卸売事業を中心に事業展開をしています。スーパーマーケットを主要取引先とし、北海道の商品を中心に、地域の特色を活かした品揃えが強みです。プライベートブランド「ノースカラーズ」やスーパーのオリジナル商品のプロデュースも行い、地産地消に注力。東北、首都圏、中部、関西、中四国、九州と拡大を続け、今後は西日本へのさらなる注力と、海外展開の強化を目指しています。
人材に対する想い
食品業界というのは、良くも悪くも業界全体の変化のスピードは遅い傾向にあります。働く人々の年齢層も高く、この傾向に拍車をかけていると考えています。これを変革するため、若い人材を積極的に採用し、業界の変化のスピードを上げていきたいと考えています。
また、働き方も積極的に変革しており、朝礼の廃止、オフィスカジュアルの導入、残業時間の削減などにも着手。リモートワークと出社のハイブリッド勤務の推進をし、育児と仕事の両立が可能な体制も整え、産休・育休の利用も増加しています。時差出勤も導入し、社員一人ひとりのライフスタイルに合わせた働き方をサポートしています。
いずれの施策も、企業の成長には「人材」への投資が必要不可欠であるとの考えがもとになっており、今後も働きやすい企業環境を整えていきます。
育成への取り組み
当社はボトムアップ型の組織運営を採用しており、社員一人ひとりの声に耳を傾けることを重視しています。以前の研修などは、「年次」に合わせて導入していましたが、社員一人一人の状況は異なっており、「年次」で一括りにして研修を設定しても、社員が必要としていない研修を受けさせてしまうこともありました。
その意識を改善するために、社員の希望や状況に合わせた研修を導入。これにより「受動的」な参加から、「能動的」な参加へ意識を変えることができ、研修成果も高めることができると考えています。
また、組織の風通しを良くするために、社長室を廃止し、経営層も同じフロアやデスクで働く体制を取っています。これにより、現場の声を迅速にキャッチし、意思決定に反映できるようにしています。階級構造も縦長から横長のユニット型に変更し、変化への対応力や成長スピードを高めています。