まだ知られていない町の食材を、多くの方に広めたい!
当社は、店名に自治体名を使った“ご当地酒場”という「自治体公認のアンテナショップ型飲食店」を23店舗展開しています。北海道八雲町の食材を初めて食べた時、知らない町の美味しい食材にとても感動しました。食べると美味しいのに流通経路がない。そんな素晴らしい食材を生産する知名度の低い市町村がたくさんあります。今後はさらにPR強化を行うことで、協力先の農家さんからの仕入れ量増加を目指します。
お客様もお取引先も従業員も、関わる人の想いを大切に
過去の経験は当社では関係ありません。必要なのは、まず「本気で取り組む事」。自分の店を持つという目標を掲げるスタッフは、本当に熱意が違います。当社には独立支援制度があり、これまで5名の独立者を輩出しました。毎年、独立希望者の中で1番業績を残したスタッフに対して、店舗立ち上げ時の資金融資だけでなく、経営ノウハウからメニュー作成まで、店舗経営のために必要なことを社長の私が1対1で教えています。どの希望者もとても頑張っているので1人に絞るのが難しいですが、希望者同士で切磋琢磨することによって、より良いお店作りができると考えています。また、「人の想いを大事にできる事」も当社で働く上で必要な要素です。店舗の柱となっているのは協力先の市町村の方が心を込めて作っている食材。他の飲食店に比べて地域の方々の結びつきが強いので、その想いを大切にすることが重要です。
対面でのコミュニケーションを強く意識しています
毎年行う産地研修を大切にしています。旅程は研修先の町役場の方がコーディネートして下さいます。現地での生産者の方々との情報交換はもちろん、みそ作りや定置網体験等に参加。座学では絶対に身につかない感動体験を得ることが目的です。この研修を受けてから店舗に立つと、「○○らしいですよ」と伝聞のような紹介ではなく、現地での感動をお客様に直接伝えられる、言わば“町の宣伝マン”になります。それだけでなく、生産者の方々と継続的に付き合うことで責任感も生まれます。遠く離れたご当地の生産者との繋がりを感じながら働いてもらいたいと思っています。他にも、年1回のライフプラン面談を全スタッフと行っています。今やりたいこと、1年後、3年後、5年後どうなっていたいか等を話し、モチベーション高く働けるよう全力でサポート。1番やりたいことができる環境へ導き、やる気のベースアップにつなげる狙いを持って取り組んでいます。