当社の特徴と今後の事業展開
植物性油の廃食用油を原料とし再生燃料を生み出す独自技術を有します。バイオディーゼル燃料「C-FUEL」は京都議定書をきっかけに京都市のゴミ収集車全車に使用。またパリダカの完走でも品質を実証し注目を集めました。最近では環境負荷の少ない航空機向けバイオジェット燃料「SAF」が世界的に注目を集め、日本でも国を挙げた国産SAF製造に当社が期待を寄せられています。今後は上場も視野に入れ事業拡大を目指します。
人が会社をつくり会社が未来をつくる
国内の廃食用油の排出量は年間40万トンのみ。「いかにして廃食用油を調達するか」が最重要課題となっています。将来的には国内に6~7ヶ所の製造プラントを作り、地場での廃食用油自社引取りに向けて仙台や静岡、福岡といった都市にも拠点を出す計画です。一方で廃食用油の代替原料となる植物の自社開発に兆しが見えています。現在はベトナムでの試験栽培ですが、今後は砂漠での栽培を計画しています。常に挑戦者である当社にとって、今までもこれからも課題に向き合い乗り越える為には、「人財」が必要不可欠です。上場についても、より多くの人にバイオディーゼルや地球環境に関心をもって欲しいという願いがあります。一緒に働きたいのは、どの職務ポジションであってもバイオディーゼル普及に向けて率先垂範で動ける方です。業界のパイオニアとして、自分たちが先頭に立ち、世界をけん引する強い意思を持って、共に成長し、未来を創りあげていきます。
化学に詳しくなくても学べばいいんです
まず第一に、やる気こそ成功に最も大切な資質と思います。それさえあれば未経験でも構いません。その代わり専門知識や仕事に必要なスキル修得については自主的に学ぶ必要があります。弊社はそのバックアップは惜しみません。基本的な教育研修については、外部研修などでビジネスマナーやビジネス文書、挨拶といった基礎教育を行っています。今後は将来の幹部を育てるためにも教育研修を重要事項に位置づけ、会社の成長と人の成長がリンクするようラインナップを増やすとともに、資格取得の支援も導入していきます。また社員には常々「会社を母体にして自分がやりたいことをドンドン発信してほしい」と伝えており、手を挙げたことに対してはノーと言わず、最大限尊重するように心がけています。主体的に行動することが何よりも本人たちの成長につながります。教育に投資を惜しまず、本人たちが生き生きと働ける環境作りを進めていきたいと思います。