Vol.478
株式会社マルヤナギ小倉屋
代表取締役社長 柳本勇治

全従業員が幸せを感じられる組織で、伝統食材の魅力を広める「食育型カンパニー」です

当社のメインテーマ

当社は「伝統食材のすばらしさを、次の世代へ。」をテーマに豆、もち麦、昆布等日本の伝統食材の持つ美味しさと健康価値を広める食育型カンパニーです。食の欧米化が進み、豆や穀類の摂取量が減ったことから、日本の食卓には食物繊維が不足しています。ですが今から昔の日本食に戻ることはできません。だからこそ、当社は食物繊維が豊富な伝統食材を、今の時代にあった形でご提案します。

人材に対する想い

仕事のやりがい、会社での働きがいのベースになるのは「提供する商品・サービスの社会的な価値の大きさ」と「働く環境が快適かどうか」だと考えています。事業の目的・意義を磨き高めて共有し、テーマに沿ってみんなで取り組んでいくことが大切です。社会的な価値には、例えば「蒸し大豆は世界を救う」というテーマがあります。蒸し大豆は健康価値が高いことはもちろん、生産時に排出される二酸化炭素の量や水の使用量が牛肉等と比べて少ないためSDGsにも繋がっているのです。当社には仕事に誇りを持って働いてくれている社員が多いと感じます。「会社は全従業員の幸せのためにある」と躊躇なく言い切れる会社運営を行うため、「人として何が正しいか」を判断基準の根幹に置き、ガラス張り・大家族主義の経営を実践しています。会社が個人を想い、家族と同じような存在に近づけるよう、今後も健康経営に本気で取り組んでいきます。

育成への取り組み

組織運営を行う上で売上目標、利益目標等の数字は必要不可欠ですが、個々の成長のために「数字を楽しむ」ということを伝えています。スポーツやゲームはスコア=数字があるから面白い。仕事においても数字を楽しめるような目標が大切です。その上でコックピット(操縦席)を整え、目標数字という目的地に辿り着けるようコミュニケーションを取り、一人一人を導くことも大切にしています。もう一点重視しているのは「現場力=それぞれの役割を遂行する力」です。現場の改善を進める「固定観念打破プロジェクト」を進める他、自らの成果を発信する「大変よくできました」では、月に60件程度現場から成果の提出があり、その中からピックアップし朝礼で紹介しています。成果を承認することで、相互に刺激し合い現場力を高めています。加えて、人間学を学ぶ書籍を購読する「社内木鶏会」、会社の最重要な考えを共有する「マルヤナギ塾」で人間力も磨いています。

看板ムスメのここが好き!
商品企画マーケティング推進部の山﨑です。仕事は広報担当兼加東市でのもち麦の特産化を担当。ケーブルテレビの制作にも参加し、もち麦の魅力を発信しています。当社の魅力は、新人から経営者までの距離がとても近く、社歴や役職に関係なく発言でき、挑戦できるように周りが背中を押してくれる社風です。加東市での農業振興、地域活性、健康増進を実現するとともにマルヤナギのブランド力向上に貢献していきたいです。

株式会社マルヤナギ小倉屋

本社所在地兵庫県神戸市東灘区御影塚町4-9-21
設立1953年(創業1951年)
資本金9950万円
事業内容豆、昆布、もち麦などの健康価値の高い食材を活かした食品の製造販売
業種繊維・化学・食品・医薬品
URLhttps://www.maruyanagi.co.jp/
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